(画像は「石渡伸太郎公式ブログ」より引用)
こんばんわ、委員長のラッシャーやすおです。
先日行われた『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017』は、やっぱり主役は
堀口恭司選手でしたね。
本当に堀口恭司選手は強い。
圧倒的な強さを見せつけてくれたと思います。
ただ、堀口恭司選手と同じく、「ホンモノ」の強さを持っている選手の
バンタム級トーナメント参戦が決定しましたね。ちょっと、参戦決定を聞いた時、
震えるものがありましたよ。
その選手とは、現バンタム級キング・オブ・パンクラシストの石渡伸太郎選手。
堀口恭司選手に次ぐ、大物をRIZINのリングに呼ぶことが出来ましたね!!
今回はRIZIN参戦を発表した石渡慎太郎選手に注目!!
これまでの戦績や、過去の堀口戦を振り返りたいと思います!
石渡伸太郎のプロフィールと戦績
石渡伸太郎選手は1985年2月21日生まれの32歳。
これまでの戦績は32戦22勝6敗4分。
プロデビューは2006年に修斗で。
2011年にパンクラスに参戦すると、わずか3戦目でタイトル戦に辿り着き勝利。
以後、現在までバンタム級キング・オブ・パンクラシストを5回防衛。
絶対王者として君臨しているんですね。
王者として修斗に参戦し、宇野薫選手に勝利し、「VTJ 2nd」で堀口恭司選手と
対戦と、王者でありながら確実に強くなっていっているのが分かるのが凄い。
実際、今年の5月に行われたハファエル・シウバを相手にした防衛戦。
とにかく、このハファエル・シウバってのはヤベーくらい強い選手だったわけ
ですが、この難敵相手に激勝。
強くなり続けてる姿をはっきりと見せつけてくれました。
まだまだ底が見えない、そんな強さを持っている王者ですよ。
堀口恭司選手と互角に戦える数少ない日本人の1人なのは間違いない。
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過去の堀口恭司戦を振り返る・・・
RIZINで最も注目される選手である堀口恭司選手。
実は、2013年「VTJ 2nd」で石渡伸太郎選手と堀口恭司選手は対戦しているんで
すね。
それも、石渡伸太郎選手はパンクラスのバンタム級王者として、堀口恭司選手は
修斗のフェザー級王者として。
両団体の現役王者が対戦するということで、非常に話題になったんですが、当時
から堀口恭司選手は修斗の王者もUFCへの踏み台でしかないと明言していました
し、圧倒的な強さを既に誇っていました。
試合は一進一退。
むしろ、初回では完全にスリーパーが入る場面もあり、グランドのコントロール
などを総合的にみれば、石渡伸太郎選手のほうが有利に攻めていたと委員長は
思っております。
しかし、最終ラウンド開始直後、一瞬のスキ、本当に観えないところからの
堀口恭司選手のパンチが石渡伸太郎選手のアゴを捉えてしまったんですね。
そこから一気の堀口恭司選手のラッシュ。
正直、あの決定打となったパンチはラッキーパンチだったのか、狙ったもの
だったのか・・・
言えることは、あそこまで堀口恭司選手を追い込んだ選手はUFC世界フライ級
タイトルマッチで対戦したデメトリアス・ジョンソンと、そして石渡伸太郎選手
しかいないってこと。
そして、石渡伸太郎選手は確実に、あの時よりも強くなっている。
RIZINでこの2人が対戦することがあれば、どちらが勝利しても不思議ではない
でしょうな。
まとめ
●RIZINバンタム級トーナメントに参戦が発表された石渡伸太郎選手。パンクラ
ス王者として、優勝候補の一角であるのは間違いない。
●石渡伸太郎選手は絶対的パンクラス王者として君臨するも、以前、堀口恭司選
手と対戦し敗れている。
●石渡伸太郎選手は、チャンピオンにして、一戦ごとに強くなっている選手。堀
口恭司選手を敗れる唯一の日本人選手かもしれない。
石渡伸太郎選手のRIZIN参戦は驚きと喜びと同時に、UFC挑戦への道は見つから
なかったのだろうかという残念な気持ちもありました。
石渡伸太郎選手は現在32歳。
格闘技人生を考えた時、もう後半戦へと足を踏み入れていると言って間違いない
でしょう。
今回のRIZINで堀口恭司選手にリベンジし、日本トップというのを証明すること
が出来たなら、UFCへ。
そして、世界のトップであるということを証明してほしいもんですね。