（画像は「」より引用）
日本格闘技界にある意味、衝撃的な
ニュースが飛び込んできました。
UFCに参戦し、フライ級3位、次期王者候
補ナンバーワンだった
堀口恭司選手が
RIZINに参戦が決定！！
これは格闘技ファンの中では
結構なニュースだと思うんですよね。
個人的にはUFCでベルトを獲って
日本に戻ってきて欲しかったんですが、
いろいろ事情があるようで。
これから日本の格闘技界を盛り上げ、
活躍するだろう堀口恭司選手を
先取りチェックしてみましょう！
UFCリリースではなく、離脱！何があった？
日本人、いやアジア人初のUFC王者に
最も近いと言われていた堀口恭司選手。
突然のフリーエージェントになり、
数日でRIZINに電撃参戦が発表された
わけですが、一体、堀口恭司選手に
何があったのでしょうか？
今や、世界の多くの総合格闘家が
目指す団体となったUFC。
名実共に世界最強を決める場であると
言っても間違いない。
それだけに、多くの選手が挑戦し、
敗れ去っていく場でもあります。
UFCはいい試合ができず、連敗をすると
リリースされる可能性が非常に高い。
多くの日本人選手も挑戦し、敗れ、
リリースされてきました。
そんな中、堀口恭司選手は
UFCで8戦7勝1敗。
唯一の敗北はフライ級タイトルマッチの
もので、UFCフライ級3位まで
登りつめていました。
次期、フライ級王者候補として注目
されていただけに、堀口恭司選手は
UFCをリリースされたわけではない。
自らの意思で、UFCを離脱したわけです。
もしかしたら、UFC帝国の崩壊の兆し！？
UFCを自ら離脱するってのは、
珍しいことではあるんですが、これから
は増えてくる可能性は高そうですね。
最近では、川尻達也選手が自らUFC側に
リリースするように願い、離脱。
そして、日本リングに復帰となったんで
すが、なぜ多くの選手が目指すUFCで
いい成績を残しながら自ら離脱するの
か？
今回の堀口恭司選手の離脱の理由は、
今の状態であると、年間に試合を組まれ
る数が少なくなっていく可能性がある、
というものでした。
川尻達也選手の離脱の理由も同じで、
UFCにいると次の試合がいつになるのか
分からなくなるということだったんです
ね。
現在、中堅どころの選手だと、
年間3試合組まれればいいところ。
平均で言うと、年間2試合くらいと言っ
ていいかもしれません。
つまり、選手として試合に出るって事は、
ファイトマネーが入るって事で、
乱暴な言い方をすれば、試合がなければ
収入はない状態になってしまう。
それに、年間2試合と3試合では、
単純計算、年収は1.5倍になるってこと。
こういった状況では、ほんの一握りの
トップ選手でなければ、生活をしていく
ことは困難になるし、何より、短い競技
人生の中で、多くの時間を待ちの時間に
費やしてしまうことになってしまう。
フライ級3位につけている堀口恭司選手
ですら、厳しい状況だったというのが
驚きなんですが、現実は厳しいんです
ね・・・
まあ、フライ級はUFCでも人気がなくて、
堀口恭司選手のファイトマネーも
上がらなかったともいいますし。
今後、堀口恭司選手のようなトップ選手
の離脱が増えてくるかもしれませんね。
そうなると、UFC帝国の崩壊も起きる
かもしれませんね。
これを機に、
日本格闘技界は、軽量級を中心に、
再び世界トップの舞台を提供できる
ようになったら面白いんだけどな・・・
スポンサーリンク
堀口恭司とは、一体どんな選手？
個人的には、堀口恭司選手のUFC離脱は
複雑な感じで受け止めております。
というのも、堀口恭司選手は
UFCで初の日本人王者になると思ってい
たから。
実際、あと一息、次に挑戦する機会が
あれば、必ずベルト戴冠するのではない
かと思っていただけに、UFC離脱は
残念で仕方がありません。
RIZINに参戦が決定していると言っても、
果たして現在のRIZINが世界最高峰と
言えるかというと、否定せざるを得ない。
堀口恭司選手の、本来の力を必要として
いるのか、疑問を持ってしまうんですよ
ね。
これまでの戦績と、これからの期待
堀口恭司選手の、これまでの戦績は
20戦18勝2敗。
元第9代修斗世界フェザー級王者。
UFCでは8戦7勝1敗。
フライ級タイトルマッチを経験。
堀口恭司選手の魅力は、そのスタンドで
の強さ。
相手を圧倒する一発一発のパンチの
破壊力、常にKOを狙っていく姿勢。
堀口選手の試合は、常にスリリングで
目が離せない。
きっと、一度でも試合を観た人は、
その魅力の虜になってしまうんじゃない
かな。
堀口恭司選手の試合は、修斗時代に
何回か生観戦しております。
堀口選手は敗れましたが、当時、
世界フェザー級王者だった上田将勝選手
とのノンタイトル戦はわざわざ上京して、
最前席で観戦したのを覚えています。
当時の堀口選手は、KOの山を築き、
絶対王者だった上田選手にデビューから
約1年ちょっとでたどり着き、
かなり注目されたカードでした。
この試合に敗れたものの、その後は勝利
を重ねて、修斗フェザー級王者戴冠と
なりました。
その試合も上京したのを覚えています。
個人的に、三重の田舎からその試合の
ために上京したこと数回ですが、
それだけをしても魅了してくれる選手で
した。
きっと、RIZINに参戦すれば、
かつての五味隆典選手や、山本“KID”
徳郁選手のようなスター選手になるのは
間違いないでしょう。
ただ、五味選手や山本選手が活躍してい
た頃の格闘技の盛り上がりがないのが
残念なところなんですよね。
でも、逆に堀口選手が日本格闘技界の
救世主になるって可能性もあるし、
そこに期待したいところですね。
まとめ
●UFCフライ級次期王者候補だった堀口
恭司選手が、UFCを離脱し、RIZINに電撃
参戦が決定！
●堀口恭司選手のUFC離脱は、もしかし
たらUFC崩壊の序章の一つになるかもし
れない。
●堀口恭司選手の魅力は、そのスタンド
での強さ。観ていて常に興奮させてくれ
るスリリングな試合が魅力。
やっぱり堀口恭司選手の日本格闘技界の
復帰は複雑な気持ちがします。
堀口選手には、世界最高峰の場で、
ベルトを巻いてもらいたかったかな。
果たして、日本のリングで、RIZINで
どんな活躍をしてくれるのか。
RIZINの初戦は、元谷友貴選手。
決して楽ない相手ではなく、
むしろその真価を問われる厳しいカード
となったんじゃないかな。
ここで圧倒すれば、堀口恭司という
格闘家が本物だと証明することに
なるでしょうね。