日本国内でRENA選手や中井りん選手の活躍のおかげで、
女子格闘技が身近なもになりつつあるのですが、
この女子格闘技の盛り上がりは世界的な流れになってきています。
2012年に世界最大の格闘技団体UFCに女子部門が創設され、
その後、女子部門が弱かったUFCはInvicta FCと提携し、
階級が整っていない女子部門を強化。
もちろん、女子部門が創設されたと言うことは、
そこで戦う女子選手も多く生まれてきましたし、
選手のレベルもどんどん上がっていますね。
世界的な女子選手も生まれ始め、
日本でも格闘技ファンの間では名前が知れ渡り始めている
選手も多くいます。
今回は、世界の女子格闘技界でトップ選手であり、
絶対的な強さを誇っている世界最恐女子こと
クリス・サイボーグにスポットを当ててみました。
世界最恐女子クリス・サイボーグとは?
まあ、写真を観て下さい。
これが世界最恐女子でございます。
はっきり言って、街で睨まれたらチビッて逃げてしまう
勢いですね。
現在、Invicta FCのフェザー級王者。
UFCにも参戦中でありまして、結構、日本との繋がりも
ある選手。
日本でも試合も経験していますし、
記憶に新しいところでは、昨年待つのRIZINで堀田祐美子選手と
対戦した世界最強女柔術家のギャビ・ガルシアの
セコンドとして来日しております。
とにかく、この風貌からも「強い!」ってのは
分かりますが、ホントのところどれほど強いんでしょうかね。
これまでの戦績から実力を測る
雰囲気で強いってのは分かってもらえたと思いますが、
実際に実力はどうなんだ?ということで、数字から実力を
計っていこうと思います。
身長173センチ、体重66キロ。
女性としては、大きいですね。
減量してこの体重だと思いますので、普段はもっと
大きく感じるに違いありません。
総合格闘技の戦績は
19戦17勝1敗無効試合1 勝利のうち15がTKO勝利。
1つの無効試合は禁止薬物の使用が見つかり、
無効試合となったもの。
クリス・サイボーグは昨年末も、薬物使用の疑惑があり。
この点はグレーな部分が残っているんですよね・・・
唯一の敗戦はデビュー戦で、その後はHIROKO戦での
前述の無効試合を除けば17連勝中ってことになりますね。
キックボクシングも行っており、戦績は
3戦2勝1敗
こちらも、なかなかの成績を残しており、
本格的に行ったら、適応しそうですね。
これまでの獲得タイトルは?
現在は初代Invicta FC世界フェザー級王座を3回防衛中。
ほとんどの勝利がパウンド、スタンドでのパンチラッシュで
ストライカーの印象があるんですが、
ブラジリアン柔術は茶帯で、以前、寝技世界一を決める大会の
ADCCの2009年大会で、3位入賞と、寝技もしっかりできる様子。
まあ、スタンドで相手をボコボコにして勝つってのは、
クリス・サイボーグが所属しいてる
シュートボクセ・アカデミーの伝統的な戦い方って感じですよね。
スタンドのバックボーンはムエタイということなんですが、
最近、スタンドでキックボクシングではなく、
ムエタイを学ぶ選手が多いですね。
やっぱり、肘での攻撃の技術体系が
ムエタイは優れているということでしょうかね。
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今後も絶対王者として君臨?UFC王者には?
Invicta FCと提携しているUFCにもここ数試合参戦していまして、
UFCでは140ポンド契約(約63キロ)で戦い勝利を収めています。
UFCで女子部門の一番重い階級はバンタム級。
制限体重は61.2キロで、クリス・サイボーグに適した
フェザー級はない状態。
UFCに女子フェザー級が新設されたら、
そんままクリス・サイボーグが初代王者になるとは思います。
、
ここ2試合をUFCで行っているのを考えると、
フェザー級新設も近いかもしれませんね。
UFCで新設され、王者として君臨したとして、
今の強さを見ていると、その地位は揺るぎないものに
なりそうです。
まとめ
●世界最恐女子クリス・サイボーグは、まさに最強の女子選手とい
っても間違いない強さを発揮し、現在、Invicta FCのフェザー級王
者に君臨しています。
●そのファイトスタイルは、スタンドで攻め、最後パウンドで勝利
するというパターンで、非常に攻撃的。
●現在、UFCにフェザー級は存在しておら、新設されれば、世界最
大の格闘技団体で、その実力を存分に証明することができるに違い
ない。
RIZINではギャビ・ガルシアを霊長類ヒト科最強女子と
売り出していますが、今のところでか過ぎて
まともな相手がいない状態。
そういう状態なんで、あのお粗末なスタンドでも
通用しているところがありますから、
クリス・サイボーグのように相手がいての強さの証明に
なっていないんですよね。
実質、実績がある女子選手の中で、最も重い階級で
君臨しているクリス・サイボーグは
まさに世界最恐女子というのに恥じない存在ですね。
それにしても、ホントに試合中の睨みはこえぇぇぇ。