(画像は「新日本プロレス公式サイト」より引用)
一時期の勢いがなくなったとは言え、未だ新日本プロレス内で大きな勢力を
誇っているBULLET CLUB。
そのリーダーを務めているのが、ケニー・オメガ。
先日の後楽園ホールで、長期の休養からの復帰戦を飾りました。
一部では、今年の東京ドーム大会後に、様々な噂や憶測がされ、
ケニー・オメガが新日本プロレスを去るのではないかと言われていました。
とにかく、新日本プロレスに帰ってきてくれました!!
今回のケニー・オメガの移籍の噂や、今後の新日本プロレスの海外展開での
ケニー・オメガの立ち位置などを、考察してみました。
一体、ケニー・オメガが何を目指しているのか?今後、新日本プロレスを
楽しむためには、知っておくテーマです!!
目次
ケニー・オメガに付きまとう移籍・退団の噂!
現在の新日本プロレスの中でトップ選手というと、オカダカズチカ選手と
内藤哲也選手。そして、ケニー・オメガってのは異論がないでしょう。
昨年の新日本プロレスは、オカダカズチカとBULLET CLUBの抗争が、
大きなストーリーの中心となっていました。
そのストーリーの一つの結末として、今年の1月4日に行われた
東京ドーム大会でのオカダカズチカ選手との46分45秒の激戦。
46分って、ただ立ってるだけじゃなくて、バチバチ叩きあい、投げあいを
繰り返す46分ですから、どんだけの激戦だったのかよく分かりますよね。
ちなみに、プロレスの1試合の時間は、あくまで僕の体感ですが、15分前後。
20分を超えると、激戦だなと感じますから、46分ってのは凄い。
結果、この試合に勝利したのはオカダカズチカ選手でした。
この激戦の結果、一種の燃え尽き症候群みたいになり、ケニー・オメガは
次期シリーズから休むことを発表したんですね。
が、これが様々な憶測を呼ぶことになってしまったんですね。
そう、新日本プロレスを退団し、WWEに移籍するのではないかという。
WWEからのオファー!ケニー・オメガはどこへ行く?
ケニー・オメガには、世界最高峰のプロレス団体であるWWEから数度の
オファーを受けていると言われています。
そこから、東京ドーム後の休養は、移籍の準備じゃないのかと考えられたわけ。
実際、BULLET CLUBのリーダーとして活躍してきたプリンス・デヴィット。
それに続く2代目リーダーのAJスタイルズ。
IWGPタッグ王座コンビのカール・アンダーソンとドグ・ギャローズと
BULLET CLUBメンバーは次々にWWEに引き抜かれてきていますから。
なんだか、BULLET CLUBはWWEの登竜門なのかと思っちゃいますよね。
で、ケニー・オメガも、新日本プロレスの中でいい感じに熟成してきて、
そろそろWWEが刈り取ろうかなと思うのも無理がない。
ケニー・オメガが首を縦に振れば、すぐにでも移籍が決定するでしょう。
だから、ファンとしては、遂にケニー・オメガの順番が回ってきたのかと
思ったんですよね。
ケニー・オメガの今後が心配?どんな展開が待つ?
実際、ケニー・オメガの中にはかなりの葛藤があったに違いないでしょう。
でも、ケニー・オメガは新日本プロレスを選択したようです。
ただ、問題もあるっちゃある。
というのも、オカダカズチカ×BULLET CLUBという図式が数年続いている
中で、やはり最後の最後に勝利を掴んできたのはオカダカズチカである。
この図式が数年続いていけたのは、良くも悪くも、BULLET CLUBのトップである
プリンス・デヴィットとAJスタイルズがWWEに移籍することで、ある意味、
新しい流れを作れたからだと思うんですね。
では、1年近くにわたるオカダカズチカ選手との抗争を、東京ドーム大会で
一応の決着が付いた形になったわけですが、今後の展開をどうするのか?
また、オカダカズチカ×ケニー・オメガという抗争を続けていくのか?
正直、この構図は多くのファンが望んでいないでしょう。
果たして、ケニー・オメガの立ち位置はどうなっていくのか・・・
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新日本プロレスの世界戦略には欠かせないレスラーである
これからの展開が非常に難しくなってきたBULLET CLUB。
言ってしまうと、今のBULLET CLUBはケニー・オメガ以外が役不足なのは
間違いないところ。
ただ、今の新日本プロレスは、世界へと進出することを明言している。
そうなると、世界で通用する選手が1人でも多く必要になってくるのは間違いない
ことで、その選手の1人がケニー・オメガである。
そして、ケニー・オメガ自身も、WWEにケンカを売るために新日本プロレスに
残った感もあるんですよね。
考えてみると、ケニー・オメガは純粋にプロレスが好きなんでしょう、
様々なインディーズの団体についての知識も豊富であり、メジャーではない
団体を盛り上げるという意識が強いのではないかと思うんですね。
そこから、世界最大のWWEに対して対抗意識をもつのは当然なのかも
しれません。
ケニー・オメガが新日本プロレスの海外興行について以前述べています。
WWEへの対抗意識が高いのは確かそうですよね。
やはり、新日本プロレスファントしては、ケニー・オメガの勇士を、
世界のでっかい舞台で見てみたいもんですね。
まとめ
●東京ドーム大会以後、燃え尽き症候群のような状態になったケニー・オメガ。
新日本プロレスの退団があるのではないかと言われるも、後楽園大会で復帰を
飾りました。
●以前から、WWEへの移籍の噂が絶えなかったケニー・オメガ。新日本プロレス
に残り、今後何を目指していくのかちゅうもくである。
●今年7月に海外興行を行う予定の新日本プロレスに、世界的にも名が知れて
いるケニー・オメガの出場は、海外興行成功の絶対条件になるに違いない。
ちなみに、WWEに移籍したプリンス・デヴィットやAJスタイルズ、そして
同じく新日本プロレスでトップレスラーであった中邑真輔選手など、
移籍してしっかりと実績を残しています。
これは日本のプロレス界、とりわけ新日本プロレスのレベルが世界にも
通用するということを証明していることになると思いますね。
今は新日本プロレスの興行は、WWEに遠く及びませんが、
新日本プロレスが世界に展開することを目指しているようだし、いつか
追いつくときが来るのでしょうか?
個人的には、あまりにもビックマッチになるといい席の金額が高騰してしまう
んで、良いような、悪いような・・・