ギャビガルシアは神取忍を圧倒する?ステロイド疑惑や結婚についての噂も

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霊長類ヒト科女子最強ギャビガルシア
(画像は「RIZIN公式サイト」より引用)

今年の年末に放送が決定したRIZIN。

RIZINは女子格闘技にもかなり力を入れているようで、
すでにRENA選手は人気・実力ともトップクラス。

続々と女子格闘家がビックイベントに出場し、
女子格闘技の底上げをしてくれることでしょう。

その中で、今後、最注目されるのが
「霊長類ヒト科最強女子」と呼ばれるギャビ・ガルシア

今回は今後最注目の女子格闘家ギャビ・ガルシアについて、
これまでの格闘歴、プライベートのこと、
そして、年末の神取忍戦について考察してみました。

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霊長類最強と名がついた女子格闘家

年末に神取忍選手とのカードが発表され、
ここ最近、総合格闘家として急成長しているギャビ・ガルシア。

そのニックネームは「霊長類ヒト科最強女子」。

その姿、身長188センチ、体重93キロという身体の大きさから、
まさに「霊長類ヒト科最強女子」
というニックネームはぴったり。

この「霊長類最強」というニックネームは、
これまで数人に付けられたことがありますね。

いずれも、実績、そして身体と名に恥じない選手ばかり。

それだけに、ギャビ・ガルシアが「霊長類ヒト科最強女子」
というニックネームを付けられたということは
女子格闘界の中でいかに期待されているということですね。

元祖「霊長類最強の男」カレリン

最も有名だと思われるのが
「霊長類最強の男」アレクサンドル・カレリン

元グレコローマンレスリング130キロ級の世界王者。
どれくらい凄かったかっていうと、1987年から2000年まで国際大会で無敗

世界選手権9連覇にオリンピック3連覇。
ちなみに最後のシドニーオリンピックでは銀メダル。

格闘技ファンの中では前田日明さんの引退試合として有名。

その前田さんのカレリンの筋肉についての印象は、
筋肉は柔軟であり重厚、サラブレットのような筋肉で、
筋肉の付き方も軽量級選手のような身体つきだったと。

単なる筋肉だるまではなく、完全に動けるナチュナルな筋肉
だったのが分かりますね。

ちなみに、身長191センチ、体重130キロ
出生時は体重が6.8キロだったらしく、
まさに「霊長類最強」の名に恥じない怪物。

日本が誇る「霊長類最強女子」はご存知・・・

レスラー・カレリンが「霊長類最強」と言われているため、
「霊長類最強女子」「女カレリン」と呼ばれるのが、
ご存知、吉田沙保里選手。

日本人ならば吉田選手がいかに凄い記録を持っているのか分かると思いますが、
まさに「霊長類最強女子」。

レスリング世界選手権を2002年、2003年、2005年から2016年まで優勝
(2004年はアテネ五輪で世界選手権がなかったのか?)

オリンピックは女子レスリングが公式種目になってから、
3連覇し、今年のリオ五輪ではおしくも銀メダル。

まあ、強い。

近年はさすがに年齢的なものがあるのでしょうが、
苦戦することもあり、オリンピックでの決勝での敗戦と、
さすがに世界トップで居続けるのは厳しくなってきたようですが、
こんな選手は今後出てくるのかってくらい強いですね。

格闘技好きにとっては、
吉田選手がもう少し若く、総合格闘技に参戦していたらどうなっていたかって思っちゃいますね。

ちなみに、僕は日本国内で吉田選手に黒星を付けた
山田聖子選手が、総合格闘技に参戦しないか期待しているのですが・・・、どうでしょうか?

総合格闘界の元祖「霊長類ヒト科最強の男」

マークケアー

総合格闘技の中にも、
かつて「霊長類ヒト科最強の男」と呼ばれた選手がいました。

その男が、マーク・ケアー。
1990年代後半から2000年代前半に活躍した総合格闘家でした。

アマレス界のエリートとして、
UFC14とUFC15に参戦し、総合格闘家転身後ながら
なんと2連覇。

圧倒的なパワーのタックルで倒して、押さえ込み、
パウンドと膝で攻撃すると言う、原始的かつシンプルな
戦い方ながら、その怪力によって相手に何もさせないで
倒すとうのが必勝パターンでした。

まあ、観ていて全く持って楽しい試合ではないんですが、
相手を圧倒するという必勝パターンに
その筋骨隆々とした身体から「霊長類ヒト科最強の男」ってのもお似合いかと思いますね。

1998年からPRIDEに参戦し、
初期は圧倒的な強さを見せ付けてくれましたが、
だんだんとスタミナ不足が露呈していったのか、大きな活躍がなくなっていってしまったような気がします。

マーク・ケアーを考える上で、
最も重要な試合は藤田和之戦でしょう。

何故に重要かと言いますかと、
藤田選手がマーク・ケアーを破り、一気にスターダムに上りつめたという意味でですが。

藤田選手がこの試合に勝った時の興奮は
今でも思い出しますし、この試合があったからこそ、
数々の強敵相手にも藤田選手ならという幻想を常に与えてくれたもんです。

「霊長類ヒト科最強」というあだ名は
いずれも、規格外の強さを誇った選手に与えられてきたもの。
そのあだ名をある意味引き継いだギャビ・ガルシア。

今後、どんな活躍をしてくれるのでしょうか?

ギャビ・ガルシアの格闘遍歴

女性離れした身長に、筋肉バキバキの身体。

もう姿を見ただけで、小便漏らして泣きそうな感じがしますが、
その実力とはどんなものなんでしょうか?

格闘技を始めたのは7歳のころ、柔道と柔術を始めたらしいですね。

なぜに格闘技を始めたかと言いますと、
身体が大きいというこを理由に苛められたからだそうでして、
現在のギャビ・ガルシアを見ていると想像できませんね。

15歳のことに、柔術に専念し始め、
その体格の大きさも武器の1つとなり、
ブラジリアン柔術世界大会やアブダビコンバットなどの
寝技系の世界大会で14度の優勝を誇っている。

身体の大きさに似合わず、しっかりと柔術のベースができており、
器用な面もあるのだなと思ってしまいました。

ちなみに、柔術家時代には体重が実に140キロ以上あったそうで、
かなりの体重差の相手との勝負がほとんどだったみたい。

総合格闘家へ転向する時に、
体重制限を考え、約2年間をかけて50キロの減量に成功。
現在の体重、体型を手に入れたようです。

それでも、現在93キロのギャビ・ガルシアは
総合格闘家として活躍できる場が事実上ない。

UFCで女子はバンタム級とストロー級しかなく、
バンタム級の体重制限は61.2キロ。

そこで、RIZINで女子無差別級として総合デビューとなったわけですね。

ちなみに、RIZINは階級が非常にアバウトで、公式に定められてらず、
試合後との契約体重となっているみたいですね。
こんなんで、日本の格闘技界を引っ張っていけるのか、心配ですね・・・・

『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015 IZAの舞』でデビュー

総合格闘技のデビュー戦は、プロレスラーのレイディー・タパ。

身長180センチ、体重100キロと、
こちらもギャビ・ガルシアに負けず劣らずの身体つき。

というか、先述したように、
そもそも女子に無差別級という階級がないわけでして、
ギャビ・ガルシアの相手を探して、ようやく見つけてきたといった感じ。

その証拠に、レイディー・タパは総合の経験なし。

この試合がギャビ・ガルシアも総合初試合。

若干、総合初心者同士ということで試合内容が心配されたんですが、
その心配はかなり現実的なものになってしまいましたね。

レイディー・タパはまだ観れるパンチを打っており、
開始直後にカウンター気味に入ってギャビ・ガルシアが
尻餅をつくとこから試合が動くんですが・・・

必死になってギャビ・ガルシアも抵抗しますが、
まさかの猫パンチ。

対するタパも猫パンチ。

もう、YouTubeとかでアップされる、
酒場での女同士のケンカ状態

試合としては、ギャビの起死回生のバックブローが炸裂。
パウンドで勝利なんですが、
バックブローも狙ったのではなく、たまたま当たった感。

ちょっとプロの試合としてはお粗末過ぎる内容でしたね。

『RIZIN.1』に連続参戦 第2戦の内容は?

第2戦の相手となったのがアンナ・マリューコヴァ。

アンナは身長175センチ90キロでしたが、アマチュアMMAでの実績もありということでしたが、
ギャビ・ガルシアの前では何もできませんでしたね。

第1戦に比べれば、ギャビのスタンドでのパンチも様になってきた様子ですが、
まだまだ総合の動きがぎこちない。

体格とパワーで序盤からアンナをグランドに引き込むんですが、
マウントパンチからの関節と、少々ぎこちない感じ。

まだまだ遠慮というか、相手をつぶすという気持ちが弱いのか、
極まりかけた関節を離したり、せっかくの柔術の経験が
活かされていなかったような気がしましたね。

試合は、1ラウンドと同じような展開の中、
ようやくグランドで関節を極めて勝利。

未だ、名前先行の感じは拭い去れませんでしたね。

『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016』に参戦

RIZINは女子格闘技にかなり力を入れているようでして、
無差別級としてギャビ・ガルシアをかなり押していきたい様子。

3大会連続で出場となったギャビの相手は
現役のプロアメフトプレイヤーで総合格闘家の
デスティニー・ヤーブロー。

175センチ98キロという身体でありながら、
さすがアメフト選手とあって、想像以上の機敏さと
強力な突進力。そして、スタンド技術も結構あるという強敵でした。

正直、2戦目までのギャビだったら、
スタンドでの勝負で敗れていたかもしれません。

が、試合を重ねるにつれ、着実に力をつけているのが分かるギャビ・ガルシアは、
スタンドパンチも様になってきた様子。

スタンドでは、ヤーブローのいいパンチも見られたため、
試合が長引くと危ないかなと思ったら、
しっかりとグランドに引き込み、一本勝ち。

ここにきて、ようやく必勝パターンが確立できてきた感じがしますね。



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格闘家として常に進化している!?

ギャビ・ガルシアは、柔術家から総合格闘家へと転向する際、
約50キロの体重減に成功しております。

現在においても、食事制限をしているようで、
体重増を抑えて、総合格闘家として適した身体を維持することに
努めているようですね。

トレーニングも一日3回行っているということで、
過去3試合を観ただけでも、よく短期間でこれほど成長してきたなと感心させられるくらい。

この調子で成長していけば、
「霊長類ヒト科最強女子」というニックネームも
全く名に恥じないものとなっていくんじゃないでしょうか。

一部で言われている噂とは?

ギャビ・ガルシアの女子とは思えない身体つき。

ネットで調べると、ステロイド疑惑だったり、
中には「男性」疑惑さえもあるんですね・・・

確かに、異常なほどの身体つきからステロイド疑惑
出てくるのも分からないでもないですが、
一日3回の厳しいトレーニングと、常日頃からの食事の気遣いが
本当でしたら、ステロイド疑惑はどうかなと思いますね。

UFCのように薬物に対して非常に厳しいとは言えないRIZINですから、
100パーセントないとは言い切れませんが、
ステロイド摂取の1つの特徴である顔の腫れのようなものは
見られないし、疑惑は単なる噂であると信じましょう。

知られざるプライベート 結婚も!?

人類を超越している感じがしてしまって、
全くプライベートが想像できないギャビ・ガルシア。

実は、過去に結婚、そして離婚も経験しているようですね。

現在、アメリカに移り住み、トレーニングに明け暮れているそうですが、
母国ブラジルにいる時に結婚をされていたそうですね。

渡米する前に離婚となり、アメリカ移住後は一度も会ったことが
ないということで、結婚相手の男性についてはほとんど情報はなく、
ギャビ自身も結婚については積極的に発言していないみたい。

数少ないギャビの恋愛感について、相手に求めるものは

「格闘家としての生き方を尊重してくれること」らしく、

格闘技に対するギャビの姿勢が、ここでもよく現れていますね。

男性として、なかなか「霊長類ヒト科女子最強」とよばれる女性とお付き合いするってのは、
かなりの覚悟が必要そうですしね。

家族もビックサイズ!?

ギャビ・ガルシアの家族は、両親に妹が一人いるようですね。

産まれた時のギャビは身長52センチ、体重4.2キロという
ビックベイビーだったわけですが、
両親もかなり背が高いらしいですね。

もちろん、妹もかなり女性て大柄らしく、
身長はギャビ・ガルシアと同じくらいとのこと。

でも、運動をしているのはギャビだけとのことで、
これだけの体格を持つ妹がスポーツをしていないというのも、
なんだか凄い・・・

逆に、普段、何をやってんだと興味を持ってしまいますわ。

大晦日の神取忍戦の展望は?

ギャビ・ガルシアにとって、総合4戦目の相手となったのが、
「ミスター女子プロレス」神取忍選手。

やっぱり、ギャビの相手にふさわしい相手ってのは
なかなか見つからないみたいですね。

身長、体重差、なにより神取忍選手の年齢を考えると、
完全にネタ的なカードになってしまいましたね。

神取忍選手は身長170センチ、75キロ。
女子選手としては大きいし、70キロ前後の階級が存在していたら、
年齢のことを差し引いたら世界トップの選手だったといってもいいんですけどね。

実際、神取忍選手は1995年に総合格闘技L-1に参戦し、
第一回大会で準優勝、第二回大会で優勝という記録を残しております。

バックボーンも、柔道とあって、ファイトスタイルも総合向きではあります。

が、いかんせん現在52歳の神取忍選手。

せめて、20年は前だったらなぁ。
神取忍選手だったら、全盛期だったら、この体重差でもやってくれるんじゃないかと期待できたんだけど。

個人的試合展開を予想

これまでのギャビ・ガルシアの試合内容から考えて、
どんな試合展開になっていくのか、予想していみました。

まず、ギャビ・ガルシアのスタンドは、どれほどの成長が見られるかが問題となってきますが、
大降りの派手さの割には腰が入っておらず、それほど大きなダメージを与えられるような
パンチはもっていないと思います。

レイディー・タパ戦の偶然に入った、
ムチのように振り回したパンチが当たり所が悪く、KOってのはありそうですが。

結局、スタンドでは神取忍選手が距離を保ち、
腰の入っていないパンチでギャビが追いかける。

そして、ギャビの突進力と、圧力に負けるように神取忍選手が押さえつけられて、
グランドパンチをギャビが打ち下ろして、
神取忍選手が為す術なくレフリーストップって感じでしょうか。

個人的には、たぶんギャビは神取忍選手を極めることは出来ないような気がします。

グラップリングだけの技術だけで言えば、
やはりギャビに軍配があると思うんですが、未だ極めにいくのと、
グランドでのパンチの使い分けがうまく出来ず、
結局、極めることは出来ないような気がするんですよね。

逆に、神取忍選手が勝つとしたら、
スタンドで活路を見出すしかないのではないでしょうか。

グランドにもっていかれると体重差がキツイ。

スタンドでいいパンチを当て、
あせってタックルにきたのをしっかりと裁いて、
バックを取って、パンチのラッシュ!

戦意喪失で勝利ってのが現実的な感じがしますね。

まとめ

●「霊長類ヒト科女子最強」ギャビ・ガルシアは発展途中の総合格
闘家!ニックネームに名前負けしないくらいの成長の早さに注目!

●格闘家としての一面からは想像できないけど、実は過去に結婚
も!?今は、格闘技一筋なのか?

●年末には「ミスター女子プロレス」神取忍選手と一騎打ち。
ネタ的なカードと思われるが、果たして内容はいかに!?

果たして、ギャビ×神取忍戦はどうなるんでしょうか?

神取忍選手の善戦によって、ネタカードが一気に
シリアス展開になるかもしれませんね。

年末とあって、やはり一般受け、
ネタ的なカードも必要になってきますが、
そんな中で感動を与えてくれる試合をするのが、
今後の活躍に必要なこと。

ギャビ・ガルシアも神取忍選手も、いい試合をしてくれる
ことを期待ですね!

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