(画像は「永田裕志公式サイト」より引用)
3月11日から始まる新日本プロレスのニュージャパンカップが開催されますが、
当初、出場予定だった本間朋晃選手が、長期欠場になりました。
その代役として選ばれたのが永田裕志選手。
ニュージャパンカップの記者会見で永田裕志選手は、ニュージャパンカップを
卒業させてもらえなかったとコメント。
確かに、永田裕志選手は48歳。
さすがにトーナメントで若い選手の中で戦うってのは、少々厳しいでしょうね。
それでも、永田裕志選手の持ち味を活かして、強さとコミカルさによって
トーナメントを盛り上げてもらいたいもんですね。
一回戦は、11日の名古屋大会でタンガ・ロアと。
さて、ベテランの味をどのくらい出してくれるのでしょうか?
今回は、ニュージャパンカップを直前に控えている
名レスラー永田裕志選手にスポットを当ててみました!!
目次
プロレスラー永田裕志のこれまでの活躍を振り返る!
永田裕志選手は全日本選手権で優勝するほどのアマレスのエリートとして
新日本プロレス入団した、第三世代のプロレスラーであります。
2002年に第三世代で始めてIWGPヘビー級王座を奪取。
当時、橋本真也選手が持っていた防衛回数9回を更新して、10回の防衛に成功。
この時期の永田裕志選手は、ホント神ってると言って間違いない強さでした。
対外的にも積極的に出場し、ノアの田上明選手や秋山準選手などのトップ
レスラーに勝利を収めています。
当時の永田裕志選手は、名実共にプロレス界を代表する選手であり、
そのためか当時、急成長していた総合格闘技に参戦。
なんと、2001年にはミルコ・クロコップと対戦!
1ラウンド21秒左ハイキックからのパウンドのTKO負け。
2003年にはエメリヤーエンコ・ヒョードルと対戦し、
1ラウンド1分2秒パウンドでTKO負け。
当時の世界トップクラスの2人と勝負できたってのは凄いことですが、
プロレス最強伝説を、見事に過去のものとしてくれてた選手でもあります。
プロレスラーとしての永田裕志は、間違いなくトップクラス!
誤解のないように言いますが、プロレスは強い。
総合格闘技のように競技性を高めた舞台で負けたとしても、プロレスラーが
魅せるのは、リングの上だけではない。
あくまで、リングはプロレスラーの一面を出す場所であり、プロレスラーは
その生き様全てを含めて、強いのです。
一度も負けたことがないプロレスラーがいますか?
一度も投げられたことがないプロレスラーがいますか?
プロレスは、生き様なんです。
僕が勝手に言っていることですが・・・
そして、永田裕志というプロレスラーは、強いんです。
総合格闘技で負けたとしても。
そして、永田裕志選手は、間違いなくトップレスラーの一人です。
永田裕志は白目?ブルージャスティス?白なの青なの?何なの?
永田裕志選手のトレードマークと言うと、「白目」!
まったく知らない人にとっては「?」状態でしょうね。
キラー永田が光臨!!
永田裕志選手は、グランドでの攻防時、怒りが頂点になると、技をかけながら
なんと!白目になるんです。
誰戦かは忘れましたが、テレビ放送で怒りマックスになった永田裕志選手が
初めて白目になったのを観た記憶がありますが、当時は、まぁ笑ってしまい
ましたけど、これがいつの間にか好評になっちゃったんですよね。
今では、永田裕志選手がグランドで相手の腕を決めると、会場中から
「白目!白目!」
と、なんとも言えないコールが入るんですが、こういうのを観ると、つくづく
永田裕志というプロレスラーの凄さが分かりますね。
永田裕志選手と言うと、トレードマークは青のショートタイツにレガース。
そして、青義軍として活躍と、トレードカラーは青なのは間違いない。
が、コールは「白目」・・・
永田裕志と鈴木みのるは犬猿の仲!本当に仲が悪し!!
プロレスの中には、いわゆる遺恨を作り、ストーリーを作り上げていくことが
多いのですが、そういった場合は、どこまで仲が悪いかって言うと、作り上げ
られた部分も多いのは事実だと思います。
プロレスは、技の掛け合いですし、相手との呼吸があっていなければ、
間違いなく大怪我になるような技を出し合い、受け合っているわけです。
同じ団体に所属しているわけですから、本気で嫌いあうってのは、そりゃ
一般社会でもある程度にはあるんでしょうが、裏では結構仲がいいってことも
多いと思います。
が、時には本当に嫌いあっているってものもあるようでして、その1つが
永田裕志選手と鈴木みのる選手。
この2人、高校時代からアマレスで試合をやっており、鈴木選手の2勝だそうです。
鈴木選手は高校卒業後にプロに、永田裕志選手は大学でレスリングを続けていた
時に、何かの飲み会でこの2人が合流したそうで。
この場で、永田選手が、高校時代に2回負けているけど、大学と高校のレベルは
全く違うから、今やったら(鈴木選手を)軽くやっつける」
というような発言をしたらしい。
これが後の2人の遺恨の始まりになったと、永田裕志選手は述べています。
鈴木みのる選手の結婚式に、業界のほとんどが招待された中、永田裕志選手だけ
招待されなかったという有名なエピソードもありますし、2人の仲が悪い
というのは本当ぽい感じもしますね。
まあ、一部ではG-1の打ち上げパーティーで笑顔で酒を飲んでいたとか
いいますし、2人のTwitter上での言い合いなんかを見ていると、
仲悪く見せている、とも取れる。
まあ、どちらでしょうかね・・・
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永田裕志はおしどり夫婦 嫁のちえこさんはやり手?家族の話など
永田裕志選手は、結婚されていまして、奥さんは永田ちえこさんって方。
息子さんが一人いるようで、3人家族。
永田ちえこさんは、リラクゼーションサロン『enishing』を経営されている
ようでして、なかなかの経営手腕みたいですね。
この2人、おしどり夫婦として雑誌等にも載ったことがあるみたいですね。
弟の永田克彦さんは、元アマレスのオリンピックメダリストで、元格闘家って
のは有名なところ。
個人的には、永田克彦さんは新日本プロレス所属ではなく、他の総合系の
ジムでトレーニングを積んでいたら、もっと良い成績を残せたんじゃないかなと
思っていますね。
身体能力は抜群だったから、グランド中心のジムだったら、そのタックルの
能力プラス極めの強さがあったら、かなりの強豪になったと思うのは僕だけ?
永田選手の妹は、世界的なネイルアーティストの永田貴子さん。
永田裕志選手のコスチュームのデザイン等を手がけているらしいですね。
意外な才能を持っている兄弟がいるのに驚きですね。
まとめ
●永田裕志選手は、数々のタイトルを獲得してきた名レスラー。総合格闘技に挑
戦するも惨敗し、プロレス最強伝説を崩してしまった張本人の一人でもある。
●鈴木みのる選手との仲の悪さは有名。高校時代から顔見知りらしいが、事ある
ごとに遺恨が勃発している。
●永田裕志選手の家族、兄弟には経営者や元オリンピック選手など、有名どころ
が多い。
ちなみに、永田×ミルコ戦は、あの伝説に残る曙×ボブ・サップ戦(一回目)に
匹敵するような、伝説の試合だったと思います。
もう、ミルコ・クロコップのハイキックが決まって、倒れていく姿は
スローモーションで脳裏に刻まれていますね。
当時の新日本プロレスはかなり迷走していたんですよね。
総合格闘技人気にかなり押されていましたからね。
でも、格闘技路線へ行こうとしたのが、さらに首を絞めてしまいましたけど。
その路線に行っていなかったら、武藤敬司選手もそのタイミングで
新日本プロレスを抜けることはなかったんじゃないかな。
と思ったりして。