山本美憂は若い頃のレスリングの実績が凄い!3度の結婚と離婚で破天荒人生

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山本美憂と山本アーセン
(画像は「山本美憂公式ブログ」より引用)

42歳ながらに総合格闘家に挑戦し、
年末のRIZINにも参戦することが決定している山本美憂選手。

山本美憂選手は女子レスリング出身で、
いまやレジェンドと呼ばれるくらいの選手だったわけですが、
女子レスリングと言えば、吉田沙保里選手や伊調馨選手は
知っているけど、山本美憂選手の名前は聞いたことがない
って人も多いのでは?

今回は、山本美憂選手がどんな選手だったのか?
なぜに、一般的に女子レスリングで知られていないのか?
山本美憂選手の破天荒なプライベート!?

以上のことを中心に検証してみました。

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若い頃のレスリングの成績が凄かった

現在、総合格闘家として活躍中の山本美憂選手は
女子アマレスリング界ではレジェンド。

でも、一般的には女子アマレスリングで活躍していた
山本美憂選手を知っている人は少ないかもしれません。

オリンピックにも出場してませんし、
アマレス選手としてテレビで注目されたということも
非常に少ないと思います。

というのも、女子レスリング自体が注目されるようになったのは
2004年に行われたアテネオリンピックで女子レスリングが
正式種目になってから。

山本美憂選手は、2004年前に一度引退していたんですね。
そのため、世間的にはアマレス選手として注目されることは
あまりなかったんですね。

女子レスリングの実力は?

山本美憂選手の父親はミュンヘンオリンピックで
レスリングの日本代表に選ばれた山本郁榮さん。

当然のように、小学校時代から山本美優選手はレスリングの
英才教育を受けることになったんですね。

親がオリンピック選手だったら、そりゃ当然のように
子供たちも同じ競技をさせられちゃいますよね。
今ではそうでもないのかな・・・

1987年、山本美憂選手が13歳の時に、
第1回全日本女子選手権が行われ、
(やはり女子レスリングが公式に行われたのも遅かったんですね)
見事に優勝!

その後、全日本女子選手権を4連覇という記録を残しております。

早すぎた天才!生まれる時代が早すぎた!?

全日本選手権を4連覇しながら、長らく世界選手権に出場できなか
った山本美憂選手。

なんと、年齢制限によって出場が認められなかったそうです!

ようやく世界選手権に出場できたのが17歳の時。
しかも、初出場となった1991年の世界選手権で、史上最年少で
優勝!

1994年、1995年と世界選手権を連覇し、結婚を機に引退をしていま
す。

アテネオリンピックで女子レスリングが正式種目になる
約10年前に、世界でも絶対的な強さを誇った山本美憂選手。

活躍した時代が早すぎたと言うのは、言い過ぎではないですよね?

引退と復帰を繰り返すも、強さは変わらず!

実は、山本美憂選手はレスリングの引退と復帰を数度行っています。

復帰のたびに、全日本や国際大会で結果を残してきたのですが、
アテネオリンピックで女子レスリングが正式種目となったのを機に
現役復帰を行った時には、すでに若手の台頭が行われていました。

というか、引退を行わず、現役生活を途切れることなく
トレーニングを行っていたら、結果は変わっていたかもしれません
ね。

現役復帰を果たしてもトップ選手として舞い戻ってきただけに、
もしかしたら現役を続けていたら女子レスリングの歴史を
山本美憂選手が変えていたかもしれませんね。

現在も進化中!?総合格闘家とし成長中

今年の9月に初参戦したRIZINにおいて、
シュートボクシングの絶対王者であるRENA選手に
1ラウンド4分50秒でニンジャチョークで敗れた山本美憂選手。

でも、普通に考えて42歳という年齢で
総合格闘技の世界に飛び込み、初戦でスタンド系の大会では
ほぼ敵なし状態。総合の適応も進んでいるRENA選手との対戦ですか
ら、もしかしたらという期待はありましたが、やはり負けという
結果は仕方なかったと思います。

やはり、スタンドでの対応がまだまだですね。

しかし、今回は沖縄でボクシングの元世界王者の平仲明信さんの
元でトレーニングを行ってきたようですし、
もともと身体能力が高いだけに、どれほどスタンドに
適応してきたのかが楽しみですね。

確か、平仲明信さんは、他の総合格闘家へボクシング技術を
指導していたこともあったはずなので、総合格闘技への
理解もあるはず。

平仲明信さんから指導を受けることができたというのは、
かなりプラス要素になっているでしょうね。

総合格闘家としての今後の課題と期待

総合格闘家として大成するためには、やはりスタンド技術の
向上が不可欠でしょう。

レスリングの技術は、その点だけを言えば、
女子の総合格闘技界の中では世界トップクラスだと思います。

しかし、スタンド技術とレスリング技術がかみ合わなければ、
世界トップ級のレスリング技術も活かされないことになってしまう。

短期間でのトレーニングでしょうから、
倒すためのスタンド技術を身に付けているとは思えません。

やはり、タックルへ繋げていくためのスタンド技術の習得に
留まっているのではないかと思うんですね。

じゃあ、タックルによってグランドに移行することができたとして、
その後の展開の技術をどれほど身につけているのか、
そこが今回のポイントになってくると思いますね。

相手をしっかりとキープして、グランドパンチでKOを目指すのか、
それとも極める技術までもっていけているのか?
そこにも注目です。

ちなみに、一昔活躍したプロレスラー永田裕志選手の弟である永田
克彦選手も、身体能力も高く、総合格闘家としてかなり可能性があ
る選手だったと思います。

が、大きな活躍はできなかったんですが、その原因は
グランドへ移行してからどのように試合を終わらせるか、
そこがなかったんですよね。相手を完膚なきまで殴り続けるか、
極める技術があれば、もっと上を目指すことができたと僕は
思っているんですが・・・

同じレスリング出身の山本美憂選手も、
きっと同じ課題に直面していくのではないかと思っております。



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若い頃のプライベートは破天荒!?なんと離婚3回!

女子レスリングにおいて、数度の引退と復帰を行ってきた
山本美憂選手ですが、その原因は数度の結婚と離婚だったようです
ね。

結婚を機に引退し、離婚を機に復帰する。

なかなかの破天荒な人生でありますね。

最初の結婚は1995年。お相手は当時浦和レッズの選手だった
池田伸康さん。
1999年に第一子となる山本アーセン選手を出産しますが、
その年に離婚をしています。

2000年に格闘家のエンセン井上選手と再婚。
が、エンセン井上選手の不倫や結婚観の違いが原因で
2004年に離婚。

2006年にトリノオリンピック男子アルペンスキー代表の
佐々木明さんと3度目の結婚を行い、長女と次男を出産しますが、
2011年に離婚をして現在に至っております。

ざっと、見てみても、なかなかの破天荒な人生ですね・・・

そして、元旦那さんのいずれも、トップアスリートだったってのが
また凄いですね。

まとめ

●女子格闘家として活躍中の山本美憂選手は、女子レスリング界で
はレジェンド選手。

●レスリング界で世界トップクラスの成績を残すも、オリンピック
が公式競技になっていなかったために、メディアから大きな注目を
浴びることはなかった。

●3度の結婚と3度の離婚を経験した山本美憂選手は、離婚のたびに
現役復帰を行ってきたが、トップ選手として活躍するも、オリンピ
ック出場は果たせなかった。

42歳にして総合格闘家として急成長中の山本美憂選手。

来年以降、国内でも注目度が上がると言われている
女子格闘技を引っ張る選手の一人となるかもしれません。

総合格闘技として初戦が黒星となってしまっだけに、
年末のRIZINでは是非とも初勝利がほしいところ。
一体どんな試合を見せてくれるのか、楽しみに待ちましょう!!

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