(画像は「浅倉カンナTwitter」より引用)
最近の格闘技界では、世界的に女子格闘技が注目を
浴びる傾向にありますね。
世界最大の格闘技団体であるUFCも2012年から女子部門が設立され、
それに倣ってか、現在、日本最大の格闘技団体であるRIZINも
女子格闘技に力をかなり入れています。
その原動力となっているのが、
シュートボクシングの絶対女王のRENA選手。
そして、エロカワで人気が爆発中の中井りん選手。
この2人に続く選手として期待されているのが、
村田夏南子選手と浅倉カンナ選手であります。
今回は女子高生ファイターとして
年末のRIZINに初参戦する浅倉カンナ選手に注目してみました!
目次
浅倉カンナとはどんな選手か?
浅倉カンナ選手は女子高生ファイター。
次世代を担う超新星として将来を期待されている選手なのですが、
その実力は確かなものがあります。
バックボーンはレスリング。
7歳でレスリングを始めたそうですが、
なんと中学時代には国際大会で優勝するほどまでになったとか。
これだけの実力を持っていたら、東京オリンピック出場も
目指せる位置にいるんではないかなと思うんですが、
格闘技の参戦状況をみるとレスリングでのオリンピック出場には
あまり興味がないのかもしれませんね。
17歳にして総合格闘家としてデビュー
浅倉カンナ選手は、弱冠17歳にして総合格闘家としてデビューを
果たします。
現在までの戦績は6戦5勝1敗。
すでにこの歳で6戦しているというのも凄いのですが、
今年の4月にパンクラスで朱里選手に敗れた以外は負けなし。
勝利の中には、元Valkirieフライ級王者の玉田育子選手の勝利も
含まれており、強敵相手の白星も含まれているのが凄いのです。
バックボーンはレスリングなんですが、
ブラジリアン柔術も青帯の実力者で、5勝のうち2勝が一本勝ちで、
タックル力、グランド力とも高いレベルにあるようですね。
加えて、スタンドでの練習もしっかり行っているようで、
浅倉カンナ選手自身、打撃も出来ると述べております。
「打・投・極」3点揃った、オールラウンダーというのが
浅倉カンナ選手のスタイルのようですね。
パラエストラ松戸での濃密な練習
日々のトレーニングを行っているのは、
所属しているパラエストラ松戸。
パラエストラ松戸というと、名選手が多く所属しているところです
ね。
修斗でフェザー級、バンタム級で世界王者に輝いた
扇久保博正選手や、修斗世界フライ級王者の内藤のび太選手など、
いい影響を与えてくれる選手が多くいる中で日々のトレーニングを
行えているに違いありません。
加えて、インタビューの中でAACCに出稽古に行くと述べていました
ので、女子総合格闘家のレジェンドである藤井惠選手からの
影響も多くあるんじゃないかなと思います。
若くして、これほどの名選手の多くの影響を受けることが
できるのが、浅倉カンナ選手の強さの秘密の1つでしょう。
格闘技に専念しすぎて留年!?
浅倉カンナ選手は女子高生ファイターとして注目されているんです
が、先日、誕生日を迎えまして19歳となりました・・・
高校生なんですが、19歳・・・
はい、一年留学してしまっているんですね。
最近の女子高生は留年が流行っているんでしょうか?
女子高生ボクサーで有名な小村楓香選手も留年(しかも2回も)
しているんですよね。
まあ、今の若い方は、学歴に拘ることなく、
今できることに全力ってことなんでしょうか。
というか、一昔前は高校生がプロ興行に出場するってのも
ほとんどあり得なかったし、今はやっぱり時代が違うんでしょうね。
留年というと、いろんな原因が考えられますが、
浅倉カンナ選手は出席日数が足らなかったというのが原因ぽいです
ね。
まさか暴力沙汰や犯罪的なことが原因だったら
そもそもプロ興行に出ることが許されなくなってしまいますからね。
インタビューで練習漬けの毎日と語っていたようですし、
実際に試合が近づけば帰宅が0時過ぎになることもあるそうですか
らね。
それだけ濃密な練習時間を過ごしていたら、
普通の高校生が学校に行っている時間は・・・寝ちゃいますよね。
あくまで予想ですが・・・
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rizin参戦と今後への期待
今回、RIZINに参戦し、日本の女子格闘界のトップ選手として
一気に駆け上がるチャンスを得ました。
今回、圧倒的な勝利・印象を残してくれれば、
現在、女子格闘技トップに君臨するRENA選手との対戦も可能性があ
るかもしれませんし、契約体重次第では村田夏南子選手や山本美憂
選手とのレスラー対決もあり得ます。
個人的には、浅倉カンナ選手と村田夏南子選手の2人が
今後の女子格闘技界を引っ張っていくと思っていますので、
この2人の対戦を是非とも実現してほしいと思っているんですよね。
活躍の場はRIZINに収まらない!?
以前のインタビューで浅倉カンナ選手の最終的な目標は
UFCであると述べています。
そうなると、浅倉カンナ選手の最終ボスは、
現在のところUFC世界女子ストロー級王者で、
13戦無敗のヨアナ・イェンドジェイチェクということになるのかも
しれませんね。
現時点でUFCにすぐに参戦できるかというと、
ちょっと難しいかもしれませんね。
まずは、今回のRIZINで勝利し、
次戦以降、日本女子格闘技のトップ争いを勝ち抜いていくことが、
UFCへの近道となるでしょうね。
まとめ
●女子高生ファイターとして注目を浴びている浅倉カンナ選手は、
将来を嘱望される超新星!
●女子高生である浅倉カンナ選手は、実は日々のトレーニングに時
間を費やしているためか、留年している・・・
●浅倉カンナ選手は世界を見据え、最終的な目標はUFC。そのため
にも、国内では負けが許されない!
今回のRIZINで対戦するのは、ジョシュ・バーネットの秘蔵っ子
アリーシャ・ガルシア。
アリーシャ・ガルシアの戦績は、3戦1勝2敗ということで、
戦績的にみたら浅倉カンナ選手が優位かなと想像してしまいますね。
ジョシュ・バーネットに弟子入りし、
一年間の特訓を重ねてきたということで、浅倉カンナ選手は
「今までの中で最も手強い相手だと思う」と述べていますが、
地力ではやはり浅倉カンナ選手が数段上のような気がします。
何があるか分からないのが格闘技ですが、
是非とも浅倉カンナ選手には勝利してもらい、今後の活躍に
期待したいところです。