所英男と山本KIDの対戦は実現するのか!2人の戦績と現在について!

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所英男勝利!
(画像は「」より引用)

「戦うフリーター」改め、「戦うストーカー」
所英男選手。

一体、誰にストーカーしているかというと、
総合格闘界のスーパースターである
山本“KID”徳郁選手。

実は、所英男選手は、今までにも何回も
山本“KID”徳郁選手に対戦要求しているんですよね。

このカードが、実は実現する可能性があるのかもしれません。

昨年末に行われた山本アーセン戦で勝利後、
セコンドにいた山本“KID”徳郁選手に改めて対戦を
要求した所英男選手に、一見すると承知したととれるように
頭を下げてリングを後にした山本選手。

果たして、このカードは実現するのか?

今回は、所英男選手と山本“KID”徳郁選手が
どんな選手なのか?
この2人のカードは実現する可能性があるのか、
検証してみました。

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所英男とはどんな選手なのか?

昨年年末で行われたRIZINにおいて、
対山本アーセン戦で見事、1ラウンド1分19秒
一本勝ち勝利し、ベテランとしての存在感を
アピールした所英男選手。

HERO’SやDREAMといった、PRIDE以降の時代、
格闘技の人気低迷期を知っている人にっては
お馴染みの選手の1人である所英男選手ですが、
その時代を知らない方には馴染み薄い選手かもしれません。

まず、所英男選手の過去の戦績と格闘技スタイルから
どんな選手なのか見てみたいと思います。

所英男の戦績は平凡?印象は強く残している!

所英男選手の現在までの戦績は

57戦31勝25敗1分。

まず現在39歳のベテランであるのが分かるような、
57戦という試合数に驚きですね。

57戦するということは、これまで大きな怪我がなかった証拠でも
ありますし、それだけの数、プロモーター側から
使ってもらえる人気選手であるのが分かると思います。

しかしながら、戦績は31勝25敗1分とずば抜けた成績では
なく、むしろ平凡な選手の戦績って感じですね。

ただ、数字だけでみるとそうなんですが、
所選手を知っている人にとっては、そんな平凡な
戦績でいるってのが信じられないんですよね。

勝っても負けても、いい試合をしている証拠なんでしょうね。

キャリアの中で転機となった試合 対ペケーニョ

所英男選手が、イメージとしてもっと戦績が
良い選手だと思われていると思うんですが、
それはまず、ファイトスタイルが常に激しく動き回り。
グランドで極める強さを持った選手のため、
観ていて試合が面白いから。

そして、所英男選手は、どこか大物食いのところがあるのか、
ビックチャンスでの勝利が多いイメージがあるんです。

逆に、格下相手の試合で、打たれ弱さが露呈してしまい、
簡単に負けてしまうってことも多いんですよね。

では、所英男選手をトップ選手へと押し上げた試合を
少し見てみたいと思います。

所英男選手をメジャーへと押し上げたのが、
アレッシャンドリ・フランカ・ノゲイラ戦。

アレッシャンドリ・フランカ・ノゲイラこと、
ペケーニョと対戦したのは
HERO’S 2005 ミドル級世界最強王者決定トーナメント開幕戦。

この時が、HERO’S初参戦だったんですね。

それまではZSTという団体で活躍していたんですが、
正直、ZSTで大きな活躍をしていたとは思えない。

ZSTのトップ選手だったのは間違いないんですが、
ペケーニョは修斗で7年間世界ライト級王座に君臨していた
選手で、当時は所英男選手とは格段の実績を誇っていました。

そのペケーニョに延長戦でTKO勝利。

あきらかに大金星で、その後のメジャー参戦の足がかりに
なった試合だと思います。

転機となった試合 対グレイシー

2005年の年末に行われた『K-1 PREMIUM 2005 Dynamite!!』で
ホイス・グレイシーと対戦。
引き分けております。

当時は、すでにグレイシー一族というのが
一般の人でも知っているくらい、格闘技界での
スーパースターだったんですが(今考えるととてつもな!)
その一族で、実績もずば抜けていたホイスと対戦。

年末の目玉カードの一つだったわけですが、
これは体重80キロ台のホイスに対して、所英男選手は
60キロ級前後が適正の軽量ファイターですから、
結構無茶なカードだったわけですね。

そう考えると、ホイスがどれほどの本気だったのか
分かりませんが、時間切れドローってのは、
かなりの金星だったのかなと思いますね。

翌年、2006年の年末には、ホイスの兄である
ホイラー・グレイシーと対戦。

ホイラーは70キロを切るくらいの体重で試合を行っていたので、
ホイス戦に比べると所英男選手にとっては体重的には
差がなかったのかな。

体重も近い、さらに昨年はホイスが引き分けている
ということもあって、ホイラーは結構本勢で試合に
望んだと思います。

そんな中でも、年齢差があったとしても、グレイシー一族の中でも
特に柔術スキルがあって、グランドに強いホイラー相手に
判定ながら勝利。

グレイシー越えを達成し、
所英男選手の格を上げた試合となったんじゃないかなと思います。

最近の所英男は?

最近では、昨年末の山本アーセン戦で勝利。

しかし、ここ数年はRIZINで明らかに格下の才賀紀左衛門選手に
勝利以外は、負けが込んでいた感じで、
やはり年齢的な衰えはあるんじゃないかなと思いますね。

見た目は、全く若い頃と変わらないんですけどね。

それでも、やっぱり面白い試合をしていますね。
負けたといっても、クロン・グレイシー戦はいい試合
だったと思いますし。

年齢的には、あとは短い格闘技人生ですが、
まだまだ動きのある、魅了してくれる試合はしてくれそうです。

山本“KID”徳郁とはどんな選手?

所英男選手が、昨年末に山本アーセン選手に勝利し、
対戦を要求した山本“KID”徳郁選手は、
日本格闘界にとってビックネーム中のビックネーム。

一般的に一気に有名となったのは、
K-1ルールで魔裟斗選手と対戦した一戦。
敗れた試合ですが、魔裟斗選手からダウンを奪い、
その強さが一気に一般に知れ渡ることになりました。

しかし、山本“KID”徳郁選手は総合格闘家。

デビューした修斗では世界ライト級2位までいっており、
絶対王者アレッシャンドリ・フランカ・ノゲイラとの対戦が
決まっていたけど、怪我により欠場。

その後は、HERO’Sに参戦し、HERO’S 2005ミドル級世界王者に
なっており、DREAMの参戦を経て、
現在、UFCに参戦中。

現在までの総合格闘技での戦績は

26試合18勝6敗無効試合2

ここ数年、全盛期と比べると、完全に精細を失っており、
修斗時代の1敗を除くと、
敗戦はDREAM参戦の後半とUFCに移籍してから。

とにかく、HERO’S時代の圧倒的な強さは神がかっていました。

適正体重での試合は少ない?

山本“KID”徳郁選手の体重は163センチとかなり低く、
筋肉質と言っても、体重は60キロ前後

修斗時代は65キロでライト級に参戦していたし、
HERO’S時代は70キロ以下級で2階級は上の選手と
対戦していたことになります。

どんなに増量しようとしても、
もともと体重が増えにくい体質ということで、
時に20キロ近い体重差での試合もあったそうです。

そんな中で結果を残していった山本“KID”徳郁選手。

最近では、強い山本“KID”徳郁選手を観ることが
できていませんが、いつか復活してくれるのではと
期待・応援しています。



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所英男は何故に対戦を希望する

所英男選手にとっては、これまでも
何度かに渡り山本“KID”徳郁選手に対戦を要求していましたね。

所英男選手にとっては、山本“KID”徳郁選手はビックネームで
あり、目標となる選手だったのでしょう。

しかし、肝心なところで所英男選手が敗退したりと、
これまでタイミングが合わなかったんですよね。

山本“KID”徳郁の愛弟子に敗れる!

痛恨だったのは、山本“KID”徳郁選手の愛弟子だった
山本篤選手に敗戦してしまったこと。
(ちなみに、山本篤選手は山本姓ですが、山本“KID”徳郁選手と
は血縁関係なし)

そりゃ、愛弟子に負けるんですから、
師匠が出ていく必要もないわけですからね。

山本“KID”徳郁選手にとって、愛弟子に負けた選手に
負けたりしたら、全くメリットのない対戦だったわけですよね。

のちに、山本篤選手にリベンジしますが、
山本“KID”徳郁選手の怪我などがあり、結局、実現してこなかっ
た。

しかし、可能性は低いのですが、もしかしたら対戦もあり得るかも
しれないところまで、所英男選手は辿りつきましたね。

実際のところ、実現性はどうなのか?

所英男×山本“KID”徳郁戦。

弱冠、旬は過ぎた感は否めませんが、
実現することとなったら、話題になるカードではありますね。

ただ、本当に実現することができるのか?

これは山本“KID”徳郁選手にかかっているようです。

もちろん、山本“KID”徳郁選手が所英男選手と
試合をしたくないのならば、オファーを断るだけです。

でも、実際には、そんな単純なものでもない。

まず、山本“KID”徳郁選手とUFCの契約がどうなっているのか?

山本“KID”徳郁選手が、川尻達也選手のように
自らリリースを申し出たりするのならあり得ますが、
UFCと契約しながら他のリングに上がることは実質できない。

さらに、山本“KID”徳郁選手は、ここ数年、
怪我のためにまともな試合を行っておらず、ほぼ引退状態に
あるという現実。

果たして、山本“KID”徳郁選手が試合を行える
身体の状態にあるのか、かなり疑わしいと思います。

引退試合を日本の地で行うってのなら、
所英男戦ってのもあるのかもしれませんが、
実現性はかなり低いんじゃないかなと思うんですよね。

まとめ

●昨年末、山本アーセン選手に勝利し、山本“KID”徳郁選手に対
戦要求した所英男選手は、39歳という年齢で、未だベテランとして
活躍されている総合格闘家。

●現役ながら、すでにレジェンドである山本“KID”徳郁選手は、
最近では度重なる怪我の影響で、数年、勝ち星から離れてしまって
いる。

●2人の対戦は、お互いがOKをだしても、現実的には契約上の問
題や、身体上の問題で、実現の可能性はかなり低いのではないか。

所英男選手と山本“KID”徳郁選手の試合が決定したら、
かなり話題になりそうなカードですが、
やはり、数年前に見たかったカードですね。

2007年に所英男選手が対戦を要求していた当時なら、
圧倒的に山本“KID”徳郁選手が圧倒したと思います。

しかし、現在、実現するとなると・・・

所英男選手のほうに分があるかな。
やはり、山本“KID”徳郁選手の体のダメージは
試合を行うことができないほどのものなのではないかと
思うんですよね。

果たして、このカードは実現するのでしょうか?

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