(画像は「HAPPY BIRTHDAY !! 今日は何の
日!?」より引用)
先日、敗れたとしても42歳で総合格闘技デビューを果たした山本美憂選手。
やっぱり弟の山本“KID”徳郁選手と同じく、格闘技センス抜群でしたね。
もちろん、今後も山本美憂選手には頑張ってもらいたいのですが、そうなると
妹である山本聖子さんの格闘技デビューはあるのかってのが気になるところ。
山本聖子さんが格闘技に適応できるのか、そして格闘技デビューを果たす可能
性はあるのか検証してみました。
目次
山本聖子って誰?格闘技経験はあるの?
山本聖子さんも、山本“KID”徳郁選手、山本美憂選手という兄と姉を持って
いるだけに、アマレスの世界で凄い成績を残してきた選手なんですが、世間的
にはあまり有名じゃないかもしれません。
山本聖子さんは5歳から家族の影響からレスリングを始めるんですが、全盛期
は1999年に51キロ級で、2000年と翌年には56キロ級で、2003
年には59キロで、なんと3階級で4度の世界王者にもなった実力者!
でも、当時は女子レスリングはオリンピック種目ではなく、注目されなかった
んですよね。
しかし、2004年のアテネオリンピック開催年当時に山本聖子さんは24歳
だったわけですよ。もう、現役バリバリ。
でも、オリンピックには出場できなかったんですね。
なぜにオリンピックに出れなかった?
というのも、オリンピックが正式種目と決まった際、それまでの階級制が統合
されてしまって、山本聖子さんが主戦場になっていた59キロの階級はなくな
り、55キロ級か63キロ級っていう選択に迫られたわけ。
で、山本聖子さんが選択したのは55キロ級。当然、51キロから59キロま
で階級を上げ、それぞれの階級で世界王者という実績を残してきたから、体重
増量しての63キロ級出場はありえないわけですね。
でも、その55キロ級にはあの人がいたんですわ。
そう、吉田沙保里選手。
当時、吉田沙保里選手も55キロ級の世界王者であり、世界王者通しの生き残
りをかけた戦いとして一部では騒がれたものです。
現役引退と復帰。そして、格闘技の道へ
結果は分かるように、この選考会で勝ち、オリンピック出場を決めたのは吉田
沙保里選手だったわけですね。
その後、2006年に結婚のために引退。2009年に現役復帰をしますが、
その後はレスリングではあまり目立った感じではありませんね。
一応、引退とは宣言していないようなので、現役なんでしょうね。
その後、注目したいのは2013年にグラップリングに初挑戦し、ADCC ASIA
TRIAL 2013の女子60kg未満級で優勝しているんですね。
ちなみに、グラップリングは柔道の寝技だけの競技みたいなもので、胴着は着
ずに組み技で一本を狙っていく競技。
それを初挑戦で、優勝。しかも、その時の決勝の相手が世界王者の塩田さやか
選手だったから凄い!
その勢いに乗り、世界大会ADCC Worlds 2013の女子60kg未満級で銅メダルを獲
得しています!
山本聖子のプライベート状況
山本聖子さんにとって、山本“KID”徳郁選手がいますから、練習環境は最
高のものだったとは思います。それでも、日本代表を決める大会に初出場し、
優勝。
その後の世界大会でも銅メダルと、これは兄や姉に負けず劣らず格闘技センス
がある証拠です。
個人的にはちょっと打撃の練習をすれば、十分に総合格闘技でも通用すると思
うんですよね。
でも、これにはちょっと壁がありまして、ニュースにもなっていますが、なん
と2014年に離婚し、すぐに、あのダルビッシュ有さんと付き合い、出産さ
れているんですよね。
子供が生まれて約1年。まだまだ、母親としての生活が忙しいのではないかな
と思うんですね。
総合格闘技参戦の可能性はあるのか?
山本聖子さんは現在36歳。姉の美憂さんが42歳で総合デビューしたと言っ
ても、やはり格闘家としては年齢的に厳しくなってくる。
本人がやる気があるなら、ぜひとも今、すぐにでも出てほしいですね。
家族を持つ女性ですから、簡単にいくことではないと思います。
それでも、その格闘技センスをこのままにしておくのは勿体無いと思うのは僕
だけでしょうか?
ぜひ、年末のサプライズの一つで参戦、なんてどうでしょうかね?
まとめ
●レスリング元世界女王の山本聖子さん。実績も十分だし、グラップリングの
試合にも参加し、格闘技への興味はありそう。
●昨年、第二子を産んだばかりで、まだまだ子育てが大変な時期か?
●年齢を考えれば、デビューは早いほうが当然いいんだけど、年末のRIZIN参
戦というサプライズはないものか?
(画像は「バウトレビュー」より引用)