堀田祐美子とは誰?神取忍代役は総合格闘家として実力者!その戦績は?

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堀田祐美子と盟友神取忍
(画像は「堀田祐美子公式ブログ 暴走」より引用)

年末のRIZINのイロモノ的なカードとして注目されていた
神取忍×ギャビ・ガルシア戦が、神取忍選手の負傷欠場により、
対戦相手が変更となりました。

神取忍選手の代役となったのは、
練習パートナーである、女子プロレスラー堀田祐美子選手!

・・・プロレスファンじゃない方にとっては、あまり
馴染みのない選手かもしれませんね。

そこで、今回は堀田祐美子選手とはどんな選手なのか?
その実力はどうなのか検証してみました!

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堀田祐美子とは何者なり?

神取忍選手の代役は堀田祐美子選手!

と言われたところで、堀田祐美子選手はプロレスファンの間、
それもオールドファンにとっては馴染み深いかもしれませんが、
一般的には神取忍選手と比べるとだいぶ知名度は下がってしまうの
は否めませんね。

特に、今回のギャビ・ガルシア×神取忍戦というのは、
年末のRIZINにとっては飛び道具的な、いわゆる話題先行の
イロモノカードだったわけです。

これは神取忍選手のネームがあるからこそのカードだった
わけでして、神取忍選手の負傷欠場は非常に痛い結果となって
しまったのは間違いないでしょうね。

そこで登場した堀田祐美子選手はどんな選手なのでしょうか?

実力派プロレスラーとして活躍

現在49歳の堀田祐美子選手は、職業女子プロレスラーであります。
あえて、女子プロレスラーと書いたのは、1985年にデビューしてか
ら、現在の歳まで一度も引退をせずに現役としてプロレスラーとし
て活躍されている数少ない選手の一人だから。

女子プロレスラーといっても、やはり女性。

結婚や、他のもろもろの理由により、引退が早いってのも
ありまして、一度引退して復帰という選手が多い中で、
やっぱり堀田祐美子選手は珍しいのかなと思いますね。

堀田祐美子選手は、極真空手出身であり、
若手時代は長与千種選手の付き人として、同期の出世頭として
活躍されてきました。

ちなみに、デビュー戦は仲前芽久美選手とタッグを組み、vs宇野久
子&神崎文枝組みと対戦。

宇野選手ってのは、のちの北斗晶選手で、
同じく出世頭の北斗晶選手とタッグを組んでいくことになり、
1987年には北斗選手(当時はまだ宇野選手)とWWWA世界タッグ王座
を奪取するなどの活躍をしてくれました。

やはり、デビューから2年でタッグ王座奪取ということで、
いかにレスラーとして期待されていたのかというのが分かりますね。

しかしながら、堀田祐美子選手にとって
レスラーとしての決定的な欠点があったんですね・・・

プロレスラーとしての欠点。活路はMMAだった?

プロレスラーとして若い頃から活躍し、実際に数々のタイトルを
獲得して生きた堀田祐美子選手ですが、レスラーとしての
欠点が挙げられていました。

単純なことなんですが、実力は確かにあって主力選手となった。
でも、試合構成や観客のアピールが下手だったんですね。

同期の北斗晶選手が人気選手だったのは、その実力も然ることなが
ら、その試合構成の面白さ。
北斗選手相手なら、どんな相手選手でも名勝負にできると言っても
いいくらいでしたからね。

盟友の神取忍選手も、実力がありながら、初期はガチ過ぎて、
観客無視に近い試合内容でしたからね。
それが、いつしかプロレスが上手くなり、人気も上がっていたわけ
ですから。

このプロレスラーとしての欠点のためか、
いつしか後輩のアジャ・コングや豊田真奈美選手にトップ戦線を
奪われることになってしまうんですね。

そのためなのか、その実力を活かす為に参戦したのが
総合格闘技だったのかもしれません。

プロレスラーとして総合格闘技に参戦!

あくまで堀田祐美子選手は女子プロレスラー。

でも、その実力を活かす為に、総合格闘技に参戦したのかも
しれません。

あまり知られていないんですが、堀田祐美子選手は
総合格闘技へ出場経験が多く、なんと9戦もしているようです。

戦績は5勝4敗と、総合でのトップ選手というわけにはいきませんが、
9戦のという経験は非常に貴重なものです。
(以前、解説で総合格闘家の大沢ケンジ選手が、総合格闘技は何よ
り経験が重要と述べていました)

ルティシアエンジェルオルシニ戦から伺える実力

試合内容が分かるものは少ないんですが、
映像が残っているのが1996年3月31日、横浜アリーナで行われた
ルティシアエンジェルオルシニ戦。

プロレスの延長的な試合なのかと、映像を確認したのですが、
いやいやかなり本格的な総合の試合でした。
デビュー戦のギャビ・ガルシアよりも数倍いい動きをしています。

当時29歳の堀田祐美子選手ですが、しっかりと総合に対応していて、
空手出身ながらグランドで素晴らしい動きをして、
腕ひしぎ十字固めで勝利。

なんでも、パンクラスで鈴木みのる選手に特訓を受けていたそうで
すね。いや、実力はありますよ。

アンジェロ・アムロッソ戦からも実力派なのが分かる!

もう1つ確認できた総合格闘技戦が
1998年10月10日に両国国技館で行われたアンジェロ・アムロッソ戦。

ルティシアエンジェルオルシニ戦がリングでの対戦だったのに対し、
この試合はオクタゴンで行われていたんですね。

この試合は相手のとの実力差がかなりあった感はありますが、
堀田祐美子選手はしっかりと総合に対応しているのがよく分かりま
す。

この試合も腕ひしぎ十字固めで勝利。
当時は31歳だったのですが、この試合からも
実力はなかなかのものだというのが分かります。

総合格闘家としてDEEPにも参戦!

2012年2月18日に『DEEP57 IMPACT』にて、45歳ながらDEEP女子無差
別級王座決定戦に挑んだ堀田祐美子選手。

相手はジョージ・ルーカスの娘であると話題になった
アマンダ・ルーカス。

結果は3ラウンド2分16秒脇固めで一本負け。

この映像は見ていないんですが、試合のレポートなんかを
捜してみてみると、どうやら堀田祐美子選手は45歳、歳相応の
動きだったようで、パンチも切れもなく、グランドも
相手の攻めに耐えるのみだった様子。

30歳前半までの実力をみると、やはり年齢的な衰えがあった
ようでして、そう考えると今回のギャビ・ガルシア戦も
試合結果というよりも、内容的に微妙になりそうな可能性大ですね。



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ギャビ・ガルシアに勝つ可能性は?

まず、堀田祐美子選手は現在49歳でありまして、この点で
ギャビ・ガルシアと本気で試合にのぞむのは危険ではないかと
多くの意見があるようですね。

神取忍選手が52歳で同じような心配があり、試合前にケガという
ことで、ある意味、心配が現実化してしまったわけでして、
練習で怪我して欠場するんだから、試合ではどうなんだと思ってし
まいますよね。

堀田祐美子選手が神取忍選手よりも若いって言っても、
49歳ですからね。完全にアスリートとしては第一線の選手では
ないはずですもんね。

懸念は年齢だけではなく体重差

堀田祐美子選手は身長168センチ、69キロ。

対するギャビ・ガルシア身長186センチ、体重90キロ。

身長差で18センチ、体重差で21キロ。

この差は大きすぎますね。無差別の試合だったとしても、
やはり年齢と体重差なんかを考えると、やはりかなり無理のある
カードのような気がしますね。

対ギャビ・ガルシア戦はどうなる?

圧倒的に年齢、体型で有利なのはギャビ・ガルシアなのは
間違いありません。

堀田祐美子選手が勝利するためには、
柔術の実力者であるギャビ・ガルシアのグランドの誘いに
のらない事。

グランドでは、体重差が大きく影響して、押さえ込まれて
あとはじっくり料理されてしまうという展開になるでしょう。

過去3戦を見る限り、ギャビ・ガルシアのスタンドは
スピードも遅く、隙も多い。

この点を付いて、カウンターを狙って、スタンドのKOを目指すのが
現実的な勝利プランなのではないでしょうかね。

ただ、堀田祐美子選手がスタンドでKOできる攻撃をできるかっての
が問題ですが。

この点が懸念といったら懸念なんですね。

ギャビ・ガルシアのあまり上手くないスタンドと、衰えた攻撃しか
できない堀田祐美子選手のスタンド。

完全に塩試合になる可能性大ですね。。。

まとめ

●神取忍選手の負傷欠場により、代役としてギャビ・ガルシア戦に
挑むのは女子プロレスラー堀田祐美子選手。

●堀田祐美子選手は、女子プロレスラーとしてだけではなく、
総合格闘家としても活躍していた時期があり、実力もなかなかのも
の。

●年齢、体格差を考えると、堀田祐美子選手の勝利の可能性はかな
り低い!?ギャビの総合の適応がどのくらいなのかにもよるけど、
塩試合になる可能盛大。

個人的な感想でいうと、やはり対神取忍戦という
インパクトからはかなり微妙な試合になってしまいましたね。

年齢的にも、総合の動きをどのくらい堀田選手が見せてくれるのか、
それによってだいぶ試合が観れるものになるのか、
観てられない様な内容になってしまうのか、かなり変わってくるで
しょうね、

さて、RIZINは、こういったカードを組んでくるんで、
将来的にはかなり不安ですね。

現在、日本において唯一のメジャーと言っても過言ではない
RIZINですが、本格的な実力派の試合をもっと組んでいかないと、
総合格闘技への幻滅を起こしかねないと思うんですよね。

果たして、年末の放送を見て、どれくらいの方が
格闘技って面白いと思ってくれるのでしょうか。

視聴率だけではなく、本当の意味での格闘技の発展を目指して
いってもらいたいもんですね。

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