(画像は「新日本プロレス公式サイト」より引用)
東京ドーム大会の翌日、
新日本プロレスはすでに他の興行を始めています。
あれだけの熱戦を繰り広げて、
ほぼ休みもなく興行を続けていくレスラーに
感服してしまいますね。
その翌日の後楽園ホール大会で、
長期欠場明けのマイケル・エルガンが
棚橋選手を破り、新日本の中心に登りつめたと
言える内藤哲也選手を破り、
インターコンチへの挑戦を表明しました。
久々のマイケル・エルガンですが、
欠場前と変わらずのパワーで
内藤選手を圧倒しました!
これから、タイトル戦線でキーパーソンの
1人となっていくかもしれない
マイケル・エルガンについて、今後の活躍が
どうなっていくのか検証してみました!
目次
マイケル・エルガンってどんな選手
個人的に、マイケル・エルガンという選手が
人気が出てきたというのがあまりピンとこないんですよね。
圧倒的なパワー殺法にが特徴と言ったら特徴なんですが、
スコット・ノートンのインパクトに比べたら、
印象が薄いんですよね。
調べてみたら、新日本プロレスと契約する前は、
新日本プロレスと業務提携を行っているアメリカの
プロレス団体ROHで活躍していたみたい。
2014年にROHと新日本プロレスが行った合同興行で、
当時のチャンピオンだったAJスタイルズとトリプルスレットマtッ
チで、オカダカズチカと三つ巴の対戦をしたらしい。
実は、この試合はテレビ放送されていて、
観た記憶があるんですが、ほぼAJスタイルズ×オカダカズチカ戦
という印象で、マイケル・エルガンの記憶が全然ない。
この辺の関係からか、2015年にマイケル・エルガンは
G1 CLIMAXに出場し、各地で人気を集め、
2016年に新日本プロレスと契約に至ったそうで、
結構、努力して今の地位を掴み取った感が強いですね。
新日本プロレス参戦後。内藤哲也との因縁勃発!
パワー系のレスラー、特に外国人レスラーは
大きなインパクトがなければ中々人気が出ないところ。
技やキャラクターとしてはコレといって印象深いわけでは
ないのですが、着実に勝利を重ねていったイメージがあります。
注目していなかったけど、なんか勝利していた、みたいな。
転機は棚橋弘至選手とタッグを組むくらいからかな。
いつの間にかケニー・オメガと因縁をつけ、
直接対決をしたり、同じように内藤哲也選手とも
遺恨を作り、活躍の場を広げてきました。
これって、意外と凄いことですわ。
タッグを組んでいた棚橋選手の影響と、
その棚橋選手の不調によって代理対戦などもあったけど、
やっぱり色んな意味で努力も実力もあったんだろうなと
思ったりするんですね。
マイケル・エルガンは新日本のど真ん中に立てるか?
最近の新日本プロレスでは、
外国人レスラーがヒール役が多く、
マイケル・エルガンのような存在は珍しいのかもしれない。
マイケル・エルガンは現在、ヒールの内藤哲也選手と
上手く遺恨状態が作れ、珍しくベビーで活躍されていますね。
この対戦構造は、内藤哲也選手が棚橋弘至選手との抗争の中で、
棚橋選手が実に2016年は不調の年でして、
上り調子の内藤哲也選手の相手として少々不足になっていた
ことで、この2人の間に付け入る隙ができたわけですね。
では、この内藤選手との対戦を軸に、
新日本プロレスのど真ん中へと登りつめることができるのか
と言いますと、少々難しいかもしれませんね。
内藤哲也選手を撃破!インターコンチ挑戦表明も・・・
1.4東京ドームで棚橋選手を破り、
今年の主役の1人として最注目の内藤哲也選手を、
翌日5日にエルガンはフォール勝ちしました。
昨年の10月10日の両国国技館大会で
内藤選手の低空ドロップキックで眼窩底骨折して
長期欠場だったエルガンが復帰2戦目にして
大金星といったところでしょうか。
エルガンは、内藤選手の持っている
IWGPインターコンチネンタルのベルトに
挑戦表明。近々、実現されることでしょう。
でも、今の勢いの内藤選手を
チャンピオンシップで破るのは
やっぱり難しいですよ。
オカダ・カズチカ選手とケニー・オメガとの
抗争が東京ドームで一つ落ち着いたとして、
次にオカダ・カズチカ選手の相手になっていくのは
内藤哲也選手しかあり得ない。
それだけに、今のマイケル・エルガンの
立ち位置として、内藤選手の踏み台の一つにしか
なりえないと思うのは、僕だけでしょうか・・・
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エルガンの負った眼窩底骨折とはどんな怪我だったのか
ところで、マイケル・エルガンが長期欠場する原因となった
眼窩底骨折ってどんな状態なんでしょうか?
プロレスをはじめ、格闘技なんかを観ていると
時たま聞く眼窩底骨折について、改めて調べてみました。
眼窩底骨折は、「がんかていこっせつ」と呼びまして、
眼窩というのは、眼球が収まる頭蓋骨のくぼみ部分のことらしいで
すね。
あの、骸骨の目のくり貫かれている(?)部分ですね。
眼窩底というのは、その底の部分らしいです。
眼窩底骨折というのは、文字通り、
そのくぼみの下部分が骨折してしまう外傷のことですね。
眼窩底骨折の原因と症状は?
眼窩底という部分の骨は薄いらしくて、
特に骨折しやすい部分らしいですね。
原因としては、
やはり外的な要因で、前から眼球を押される
外傷が主なもの。
特に格闘技や球技で負う場合が多いようですが、
転倒や交通事故など様々な原因が考えられますね。
症状は、眼球が動かせなくなったり、
眼球の陥没(!)、鼻血や吐き気などの症状が表れるそうです。
眼球の陥没って、なんだか怖いですね・・・
眼球が動かせないことで、視点が定まらなくて物が
二重に見えたりするらしく、想像するだけで
なんだかクラクラしてしまいそうですね。
治療方法はどんなのがあるのか?
腕や足の骨折となると、
まずは固定するとうイメージがありますが、
眼窩底骨折の場合はどんな治療になるんでしょうか?
なんでも、放置しておくと骨が変な形でくっついてしまって、
その後、眼球の動きを妨げてしまう可能性が高くなる為、
早急な処置が必要らしいのですが、これはどんな怪我にも
言えることですね。
その治療方法ですが、
症状が軽ければ経過観察で治癒が期待できるそうですが、
整復手術が一般的なようですね。
損傷部分が軽度であれば、
眼球が下に落ちないように骨を整復する手術ですむ
らしいのですが、問題は整復不可能なくらい重度の場合。
骨折部分が重度の場合は、
眼球を支える土台である補正用のプレートを
入れる手術が必要になってくるとのこと。
想像するだけで鳥肌が立ってきてしまいますね・・・
補正用のプレートは、
チタン製やシリコン製などあるらしいのですが、
マイケル・エルガンは腰の骨を移植する
という手術を行ったらしいですね。
治療方法を聞くと、
マイケル・エルガンが10月に骨折して、
わずか3ヶ月ほどで復帰してきたことに驚きです。
僕でしたら、また同じ部分に攻撃を受けて
骨折してしまうんじゃないかと
心配になってしまいますよ。
まとめ
●マイケル・エルガンは勝利を重ね、パワー殺法で人気を掴み取っ
てきた努力型のレスラー。
●今後、もっと特徴を出していかなければ、内藤選手の牙城を崩す
ことはもちろん、新日で人気を維持していくのも難しいかもしれな
い。
●長期欠場の原因となった、眼窩底骨折は腰の骨の移植が必要なく
らいの重症だったが、見事、3ヶ月でリングに戻ってきました。今
後、どんな活躍を見せてくれるのか期待!
僕個人としては、再三書いてきたように、
マイケル・エルガンという選手は非常に印象が薄いんです。
ただ、これはあくまで僕個人の印象でして、
実際にはマイケル・エルガンの人気はなかなかのものの
ようです。
確かに、ケニー・オメガとのインターコンチ・タイトル戦では、
手錠で身動きできなくされるも、
力で手錠を破壊するとうい離れ業をしてくれまして、
会場は大盛り上がりだったのを覚えています。
案外、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンや
BULLET CLUBの活躍の中で、対抗馬としての
立場を今後も確立していくかもしれませんね。