(画像は「新日本プロレス公式サイト」より引用)
5月中旬から始まる『BEST OF THE SUPER Jr.』。
今年も獣神サンダー・ライガーが参戦を最後の年にすると宣言。
現IWGPジュニアヘビー級王者の高橋ヒロム選手の参戦。
昨年の優勝者のウィル・オスプレイがどんな空中技を繰り広げてくれるのか?
KUSHIDA選手の復活はあるのか?
等々、なかなか話題性のあるシリーズとなりそうなんですが、豪華な出場者の
中で、今まであまり新日本プロレスの中で名前を見てこなかったせいか、
地味なイメージをもってしまう選手が紛れております。
それが「金丸義信」選手!!
新日本プロレスの中では知名度が低いのかもしれませんが、これまでの戦歴を
観るとかなりの実力者!
ついこの前までIWGPジュニアタッグの王者だったし、実力は本物なんですが
僕自身があまり知らなかっただけなんですね。
今回は金丸義信選手を解析、紹介していきたいと思います!
目次
金丸義信という選手はどんな選手か?
実は、僕自身があまり金丸義信選手を知らなかったんで、地味な印象を持って
いるだけなんですよね・・・
新日プロレスメインで観ているために、他団体の選手に疎いというか。
でも、調べてみると、これまでの戦績が凄い!
地味な選手が混じっているという失礼なことを書いてしまって反省であります。
まずはこれまでの、金丸義信選手の活躍を簡単にまとめてみました。
デビューは全日本プロレス!現在の鈴木軍加入まで!
高校卒業し、全日本プロレスに入団した金丸義信選手は、体重が中々増えずに
一時はレフリーに転向も考えられたほどだったらしく、非常に苦労した
レスラーらしいです。
1年半の練習生期間を経て、ようやくデビューを向かえ、空中殺法を中心とした
スタイルで活躍。
2代目タイガーマスクの故三沢光晴選手の代理として、2代目タイガーマスクの
マスクを被って出場した経験もあるとか。
2000年に全日本プロレスのレスラー大量離脱時に退団し、プロレスリング・ノア
に移籍。
2012年にノア退団まで活躍。
2013年に全日本プロレスに参戦し、7月に正式に入団するも2015年に再び退団。
2016年から再びノアに参戦。鈴木軍に加入。
2017年、鈴木軍が新日本プロレスに参戦するのに伴い、新日本プロレスに参戦中。
という流れであります。
途中、スポット的に新日本プロレスに参戦したり、新日本プロレス所属の
レスラーとの対戦があったとはいっても、ちょっと僕には馴染みが少ない選手
だったんですね。
これまでの獲得タイトルから実力が分かる!
全日本プロレスとノア、新日本プロレスと渡り歩いてきた金丸義信選手ですが、
これまでの獲得タイトルを観れば、その実力は明白!
全日本プロレスでは、第35代世界ジュニアヘビー級王座を7回防衛してますし、
タッグ王座にも2回就いている。
ノア時代にはジュニアヘビーのベルトを7回!タッグのベルトを4回!獲得。
新日本プロレスでも、最近敗れましたが第50代のジュニアタッグベルトを獲得。
実は、第9代のベルトも獲得したのを先ほど知りました・・・
いや~、ジュニア選手として、これほどのタイトルを獲得していた選手が
いたとは!世界は広いですね!!!
と自分の知識の浅さに反省です・・・
苦労人・金丸義信!身体一つ、実力一つで渡り歩いてきた!
前述しましたが、金丸義信選手はデビューまでは体重が増えずに努力した
苦労人のようです。
それを何とか頑張れたのは、ジャイアント馬場の励ましの言葉があったから
らしいですね。
それ以外にも、多くの団体を渡り歩くってのは、非常に苦労したんだろうなと
思います。
言ったら、身体一つ、技術一つで、各団体を渡り歩き、成績を残してきたんで
すからね。
それだけに、家族を守るために苦渋の選択をしてきたこともあるようです。
それが分かるエピソードが、全日本プロレスの2回目の退団でのエピソードです。
全日本プロレス退団の裏話!?
苦労してきた金丸義信選手は、きっと全日本プロレスに非常に愛着があるん
じゃないかなと思っています。
だって、自分を助けてくれたジャイアント馬場がいた団体ですしね。
ただ、三沢選手などの大量離脱には、将来的なことを考えると追従するしか
なかったのも分かります。
さらに、二度目の退団では、苦渋の選択だったのが公式コメントでも分かるん
ですよね。
その時のコメントが以下のようなもの。
全日本プロレスを退団することになりました。
今回退団することを決めるに辺り、色々と考えました。
これからの残りのレスラー生活、
そして家族の事を考えた時に今の自分の状況を考えて
このままで良いのかと思い決断致しました。
これからはフリーとして何処の団体に上がるかわかりませんが、
戦いの場を広げて行きたいと思います。
全日本プロレスのファンの皆さま
今まで応援していただき本当にありがとうございました。」
当時は本当に全日本プロレスは集客も苦労し、経営も完全に行き詰っていたのは、
関係者なら誰でも分かっていた状態。
その中で、実力的に見合わない契約金だったんでしょう。
40を前に、将来的な家族の生活を考えれば、より条件がよい環境へと移籍しな
ければならなかったのが、よく分かります。
苦労してきて、ようやく現在の業界トップの新日本プロレスに定期参戦ができた
今、実力を認めさせたいという気持ちも強いでしょうね。
プロレスラーとしての人生を全うできる環境に、ようやく辿りついたのかも
しれませんね。
スポンサーリンク
実力は十分!台風の目となる可能性も!今後の展望は?
いま、新日本プロレスのジュニア戦線は凄いことになっています。
とにかく、選手層が厚い。厚過ぎる!
現在は若手に道を譲ることも多くなったとは言っても、やはり新日本プロレス
には、ジュニアの象徴である獣神サンダー・ライガーがいますし、
現IWGPジュニアヘビー王者の高橋ヒロム選手も跳び抜けている。
飄々とトップ戦線を伺う田口隆祐選手もいるし、KUSHIDA選手の復活も期待
されるところ。
外国人選手も、ドラゴン・リーに、ウィル・オスプレイ、リコシェと注目選手が
ひしめき合っている感じですもんね。
エル・デスペラードやBUSHIが実力がありながら、上位挑戦への順番待ち状態
ですからね・・・
そんな中へ、数々のタイトルを獲得してきた実力者の金丸義信選手が割って
入ってきたわけで、これは凄いことになってますね。
金丸義信選手が、新日本プロレスのトップジュニア選手を破って、一気に
トップ戦線へ踊りだす展開もあり得ます!!
さて、『BEST OF THE SUPER Jr.』はどうなるのか?
非常に楽しみですね!!
まとめ
●現在、鈴木軍に加入し、新日本プロレスのジュニア戦線で活躍する金丸義信選
手は全日本プロレス、ノアと渡り歩いてきた実力者。
●数々のタイトルを獲得してきた金丸義信選手は、新日本プロレスでもどんな活
躍をしていくかが注目!!
●実力と、それに見合った評価をされてこなかったかもしれない金丸義信選手。
新日本プロレスで一気に日本プロレス界のトップへと躍り出るか注目したいとこ
ろです。
『格闘技向上委員会』とブログ名を銘打っていながら、守備範囲が狭いことが
露呈してしまいましたね・・・
プロレスで知っている知識のメインが新日本プロレスであるということが・・・
だって、他の団体はあまり地上波で放送しないんですもん!!
と文句を言っても仕方がありません。
もっと『週刊プロレス』を読み込んで、他団体も勉強して、格闘技やプロレスの
裾野を広げる活動の末端として、今後も当ブログを応援していただければ
と思います・・・。