こんばんわ、委員長のラッシャーやすおです。
年末のRIZINで注目のカードと言えばギャビ・ガルシア×神取忍戦。
・・・去年も同じ話題で盛り上がりましたが、直前で神取忍選手が怪我により、
堀田祐美子選手が急遽代役として出場。1年越しの対戦となったわけですね。
神取忍選手といえば、昔からのプロレスファンだったら皆知っている感じですが、
最近格闘技やプロレスに興味を持った方には馴染みが薄いかもしれませんよね。
一体、、神取忍とはどんな選手なのでしょうか?
神取忍選手の歴史を振り返りながら、総合格闘家としての強さを検証して
みましたぞ!
神取忍とはどんな選手?
【12.29 RIZIN】神取忍(vsギャビ・ガルシア)「去年、怪我で断念したことをお詫びします。女子格闘技、確かに盛り上がってますけど、中でもアッと驚く試合をしてギャビを倒します。(ギャビのコメント「皆は神取の挑戦を称えるだろうが現実は甘くない」に)そのまま返します。ルールを覚えて来い!」 pic.twitter.com/afII5hwir6
— ゴング格闘技 (@GONG_KAKUTOGI) 2017年11月29日
神取忍選手のバックボーンは柔道。
その実力は15歳で始めて、わずか4年で全日本選手権で優勝して3連覇。
1984年の世界大会では3位という成績を収めているんですね。
この実績を引っさげて1986年にジャパン女子プロレスに入団し、以後、
プロレスラーとして活躍しております。
プロレスラーとしては、現在、テレビで活躍されている北斗晶さんとの名勝負や、
ブル中野さんとのチェーンデスマッチなど伝説的な試合を繰り広げてきたんですね。
そのファイトスタイルは、かなりシュートマッチに近いものがあり、格闘技
路線に進むのも納得だったわけ。
2000年代には、男女の枠を越えての勝負に拘り、なんとミスタープロレス
天龍源一郎選手との真剣勝負を行うなど、ホント規格外の勝負を繰り広げて
きたのが分かりますよね。
今回の53歳にしての、ギャビ・ガルシア戦も納得だわ。
総合格闘家としての実力はいかに?
神取忍選手は、まだ総合格闘技が異種格闘技がメインだった時代、1995年に
行われた女子初の総合格闘技L-1に参戦しているんですね。
第1回大会は準優勝。1998年の第2回大会で優勝という記録を残しています。
当時はまだ総合格闘技の原始的なもので、現在の技術体系のようなものは確立
していないと思うので、どれほどのレベルだったのか?
実際のところは分かりませんね。
その後、神取忍選手はシュートスタイルのプロレスラーだったため、格闘技に
適応できると思われていますが、総合格闘技の実戦はこの2大会のみなんだよな。
正直、神取忍選手には総合格闘家として「強い」という幻想があるんだけど、
本当の実力ってのは疑問だな・・・
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ギャビ・ガルシア戦はどんな展開?
RIZINの年末大会での相手はギャビ・ガルシア。
正直、このカードには委員長も疑問符が付くんですよね。
世間の声を聞いても、このカードに対して批判的なものが多いようですね。
まず、体重差が20キロ近くあるんですよ。
普通に考えたら、格闘技として成立しませんよ。
さらに、神取忍選手は53歳で、ギャビ・ガルシアは32歳。
これは試合をする前から結果がわかると言われても否定できませんよね。
海外ではギャビ・ガルシアに対して、なぜこんな無謀なオファーを受けたんだと
批判もあると言いますし、世間からの厳しい声も多いみたいなんだよな。
委員長も、このカードに対しては両者とも何のメリットもないだろうし、
年末のネタ的カードといっても全く面白みが感じられない試合なんですよね・・・
神取忍とはどんな選手?総合格闘技の適正は?のまとめ
●年末にRIZINでギャビ・ガルシアと対戦する神取忍選手は、柔道をバックボー
ンに、女子プロレスラーとして活躍してきた。
●神取忍選手は、総合格闘技の黎明期に行われた女子初の総合の大会に出場し、
第1回大会で準優勝、第2回大会で優勝という記録を残している。
●神取忍選手のキャリアのほとんどはプロレスラーであり、格闘家としてのキャ
リアはほとんどなく、ギャビ・ガルシア戦は無謀な挑戦と言われている。
神取忍選手の対戦相手のギャビ・ガルシアは、年末こそKINGレイナ選手との
カードが決まると思っていたんですよね。
今年は連勝して、昨年にギャビ・ガルシアに対して挑戦状を叩きつけていた
KINGレイナ選手ですから、委員長は当然に年末に決まると思っていたんですよね。
海外志向が強いKINGレイナ選手ですから、委員長的には早く海外に挑戦して、
結果を残してもらいたいと思うんですけどね・・・