山本キッド徳郁の現在!ヘルニア克服も度重なる怪我欠場!復帰はなるか!

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山本キッド
(画像は「山本“KID”徳郁公式ブログ」より引用)

山本“KID”徳郁

この名前は、日本での格闘技全盛期において
忘れてはならないものです。

身長163センチという身長、通常体重が60キロ前後という
小さな身体で時には20キロ近い体重差の中、
勝ち星を重ねていった「神の子」。

しかし、現在は当時のような面影はなく、
2015年2月以降、試合も行っておらず、
勝ち星に関しては、2010年5月以降遠のいております。

一体、山本“KID”徳郁選手に何があったのか?

今後、復活はあるのか?

検証してみたいと思います。

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かつての栄光 最近の戦績は?

これから復活を目指している選手に言っていいのかわかりませんが、
全盛期の山本“KID”徳郁選手は、まさに神がかったような
強さ
を誇っていました。

全盛期が凄かったからこそなのか、
最近の山本“KID”徳郁選手の状況は、
時には批判に近いような、あるいは罵声に近いような言葉で
語られることが多いですね。

果たして、山本“KID”徳郁選手に何があったのか?

転落はどこから始まったのか?

2001年にデビューしたキッド選手は
修斗時代にドクターストップでのTKO負けを経験していますが、
絶頂期だったと思われる2007年12月までに負けはその1敗のみ。

実に総合格闘技で18戦16勝1敗無効試合1という
化け物といってよい成績を誇っておりました。

2007年以降、一気に成績が悪くなっていくわけですが、
そのきっかけとなったのは、2008年の夏ごろ。

2008年7月に行われる『DREAM.5』に参戦が決まっていた
キッド選手ですが、練習中に右膝前十字靭帯を断裂し、手術。
同時に、昨年骨折していた左手首の手術も受けたそうです。

この怪我が後のキッド選手の転落を決めてしまったのかもしれませ
んね。

復帰戦で敗戦。さらにk-1出場も、失神KO負け

2009年5月の『DREAM.9』で復帰したキッド選手ですが、
ジョー・ウォーレンに判定負け。

さらに7月にはK-1に参戦するも、チョン・ジェヒに失神KO負け。

このあたりから、ホントやることが謎になってきましたね。
本業である総合格闘技の復帰戦で破れ、そこからたった2ヵ月後に
慣れないK-1ルールで参戦。

一体、何がやりたかったのか分かりません。

百歩譲って、総合への復帰時期は間違っていなかったとして、
K-1の参戦時期ですよね。
総合にじっくりと腰をすえて取り組むべきだったのではと思います
ね。

その後、総合で金原正徳選手相手にも負け、2連敗。

次のキコ・ロペス戦でようやく快勝しますが、
この時の勝利は2年5ヶ月ぶりの勝利

翌年、「またベルトをもらって、日本のファンに恩返ししたい」と、
UFCと契約することになったんですね。

なにをしにUFCへ行ったのか分からない状態!?

最初にUFCの現在までの戦績を書いておくけど

4戦0勝3敗無効試合1

という結果。

未だUFCをリリースされていないのが奇跡と言えるほど。

2010年5月に日本で勝利を収めて、UFC初戦が2011年2月。
どの時点でUFC参戦を決めたのか分かりませんが、
準備期間だったにしろ、少々間隔が開きすぎですね。

2011年5月と9月の二つの大会で、それぞれ負傷を理由に
欠場し、11月に2連敗目。

翌年の2012年2月にUFC日本大会で一本負けで、泥沼の3連敗。

3連敗後、長期休養に入り、
2013年7月の試合を欠場。2014年9月の日本大会も欠場。

ようやく2015年2月に復帰戦を行うが、
キッド選手の指が相手選手の目に入り、無効試合に。

その後、2015年9月の大会を欠場。

2016年6月の大会を欠場・・・

キッド選手は、欠場をするためにUFCに行ったのかと
言われるような状態ですね。



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欠場に次ぐ欠場 果たして今後復帰はあるのか?

これだけ怪我による欠場が続くと、
本当に復帰ができるのか、という疑問が出てきますね。

実質的な最後の試合となっているのが
2015年の年末に行われた魔裟斗選手とのK-1ルールでの
試合になるんですが、あの時点でどちらが現役か分からない
そんな内容でしたもんね。

そりゃ、試合をしていないところで、
ギャラが高いものに飛びついたと影で言われても仕方がないです。

実際のところ、他団体での試合を行うことが非常に厳しい
UFCが魔裟斗戦を認める分けがありません。

特に、UFCの試合を欠場しまくっている男が、
他で試合するってなったら、認める訳がありません。

ということは、あれは公開スパーリングのようなものだった
と言われているのは間違いないでしょうね。

つまり、ギャラ目的にキッド選手は
試合風のことをしただけ。

そう考えると、未だキッド選手は本気の試合を
するほど怪我から回復していなかったということでしょう。

UFC3戦目以降の長期欠場は首のヘルニアの治療のため

UFCでの3連敗後、長期欠場に入った理由について
後にキッド選手はインタビューで述べていますが、
重度の首のヘルニアの治療のためだったと明かしています。

どの時点からヘルニアを負っていたのかは詳しく分かりませんが、
UFC参戦後であったというふうに言われていますね。

一時期、握力が8キロ以下になり、
死んだほうが楽になると思うほどの激痛だったと言います。

UFC参戦後の成績を考えると、ヘルニアの状態で
試合を行っていたのかもしれません。

そうなると、ヘルニアの状態は完治したのか?

インタビューによれば、ヘルニアが完治したからこそ、
その真相を言う事ができるようになった感じなんですが、
結局、それ以降もまともな試合を行えていない。

実際のところ、どうなんでしょうか?

ヘルニアという大怪我は完治したのかもしれませんが、
長きに渡る無理な試合(体重差のある試合を続けていたのは事実)
を繰り返したために、もうキッド選手は
リングに立てるような状態じゃないのではと思うんですね。

まとめ

●日本の格闘技界を支えた1人である山本“KID”徳郁選手は、現在
も現役を続けながら、怪我に苦しんでいる。

●2007年以降の日本国内での試合で、かつてのような姿を見せるこ
とが出来なくなった山本“KID”徳郁選手は、UFCに参戦するも3連
敗。やはり、かつての強い姿を見せることが出来ない状態である。

●怪我による欠場が続いており、首のヘルニアという重症を克服す
るも、その後もまともに試合を行えていない。今後、格闘家として
のキャリアをどのように行っていくのか見守るしかない。

昨年の年末に、所英男選手に対戦要求を受け、
これまで対戦を受け流してきたキッド選手が、
はじめて試合を認めるようなジェスチャーをしました。

これはファンサービスなのでしょうか?

他で試合をすることを認めていないUFCに所属しているのですから、
UFCを離脱するつもりなのか、
そうあれば、すでにキッド選手はUFCで戦える身体ではない、
ということを認めてしまうのではないか?

今後、山本“KID”徳郁選手がどのような動向にでるのか
注目です。

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