スコット・ノートンって誰？恩人マサ斉藤に捧げる1.4東京ドーム大会！？

（画像は「小島聡Twitter」より引用）

今年の新日本プロレスの1.4東京ドーム大会。
やはり、今年も熱戦が繰り広げられましたね。

そんな中、まだお客さんも席につくのか、つかないのか、
まだ観客席がザワザワトと、試合に集中されないころに
行われる第0試合にサプライズがあったようです

第0試合で行われた時間差バトルロワイヤルに
突如現れた一人のでかい外国人選手。

最近のファンの頭には「？」マークが
出まくりだったかもしれません。

きっと、この選手が登場してテンションを上げていたのは
40手前くらいのおっさん達がほとんどかもしれませんね。

現れたのは超竜スコット・ノートン！

古くからのファンにとっては久々。

今後、新日本プロレスに参戦する可能性もありますし、
スコット・ノートンとはどんな選手か検証してみました。

スコット・ノートンって誰？

スコット・ノートンは現在55歳。

身長190センチ。全盛期の体重は160キロととにかくでかい。

そして、アームレスリング元世界王者という
申し分ない肩書きで、1990年代の新日本プロレスで活躍。

決してプロレスが上手いというタイプでもなく、
マイクパフォーマンスもしない。

とにかく無骨なファイトスタイルが
いつの間にか当時のお客さんに受け入れられていき、
当時の新日本プロレスにはなくてはならない存在だったと
思いますね。

最強外国人レスラーとも言われる実力は？

1990年代の新日本プロレスにおいて、
ノートン越えがトップレスラーの証であるとされるほど、
外国人レスラーという枠を外して、活躍したレスラー。

今でも多くの人が、最強外国人レスラーを選ぶ中で、
名前が挙がるのも納得の活躍をしており、
タイトル獲得も数度に渡ります。

IWGPタッグ王座を2度獲得。
シングルでも23代と28代のIWGPヘビー級王座を獲得しており、
現在でも外国人選手として同タイトルを獲得したのは
6人しかおらず、その中の1人って考えると
凄い選手だってのは、よく分かると思います。

ちなみに、もっとも最近、IWGPヘビー級王座獲得した
外国人選手はAJスタイルズですから、
ノートンを知らない方でもAJと同じ、またはそれ以上に強かったと
言えばノートンの凄さが伝わるかな？

プロレスを教え込み、日本に導いたのはマサ斉藤

スコット・ノートンが、突然、新日本プロレスに参戦した
のは、ある理由があったのではないかと思うんですね。

確かに、スコット・ノートンは海外での活躍よりも、
日本での活躍の方が大きかったし、人気も日本の方が
ダントツに凄かった。

それゆえに、日本という地で、再びプロレスをしたいという
思いもあるでしょう。

それ以上に、現在、パーキンソン病と闘い続けている
マサ斉藤さんへの恩を返すという意味合いもあったのかもしれませ
んね。

マサ斉藤さんはデビュー前のスコット・ノートンへ
プロレスを教え込み、その才能を見出して、
新日本プロレスへ連れてきた人。

ノートンにとっては、今のプロレスラーとして自分を作り上げて
くれた恩人ってわけ。

ノートンが怪我をして苦しんでいたときも励ましたのは
マサ斉藤さんだったと言います。

末期のパーキンソン病にあると言われている
恩人マサ斉藤さんに、なんらかを送りたいって気持ちが
強かったんじゃないかな。

まとめ

●1月4日の新日本プロレス東京ドーム大会にサプライズ登場したス
コット・ノートンは1990年代を代表する外国人レスラー。

●今回の新日本プロレスの参戦は、現在もパーキンソン病と戦う恩
人マサ斉藤へ、なんらかのメッセージの意味合いがあったのではな
いでしょうか。

写真を見る限り、1990年代に活躍していたスコット・ノートン、
そのまんまの姿で登場いてくれたんですね。

5日の後楽園ホールにも出場してくれたようで、
このまま継続出場なんてなったら、また1つ軸ができて
面白くなりそうなんだけどな。

もちろん、BULLET CLUB以外で。

シングルでオカダカズチカ戦なんて、今でもしっかり
観れる試合になると思うんですが、どうでしょう？