(画像は「ミノワマン公式ブログ」より引用)
こんばんわ、管理人のラッシャーやすおです。
7月2日に行われる『PANCRASE288』で、レジェンド対戦が実現しますね。
そのカードというのが、近藤有己×ミノワマン。
なんと、この二人とも総合の経験が100戦以上。
正直、現役生活を長年続けていたとしても、100戦以上の試合を経験するという
ことが、いかに超人的なことなのか。
今回は、まさに超人になることを目指し、現在でも研鑽を続けている
美濃輪育久選手こと、ミノワマンに注目してみました。
目次
ミノワマンが14年ぶりにパンクラスに帰ってくる
ミノワマンというと、PRIDEからDREAMと、日本の総合格闘技ブームのあった
2000年代に、その独特な世界観。そして、こだわりのある足関節を武器に
人気選手の一人でした。
当時の格闘技ファンにとっては馴染み深く、かつ格闘技ブームの低迷からは
あまりテレビの露出もなかったですし、懐かしい感じがするかもしれませんね。
でも、ずーっと格闘技は続けてきたんですね。
そして、14年ぶりにパンクラスの参戦が決まったわけです。
ミノワマンの格闘技のルーツはパンクラスだった!?
ミノワマンこと、美濃輪育久選手が注目を浴び始めたのは、2003年にPRIDEに
参戦して以降。
それまでは、あまりメジャーな選手ではなかったんですね。
なので、PRIDE以前の美濃輪育久選手を知っている人は少ないかもしれません。
それまでは、パンクラスを主戦場としていたんですが、パンクラスの入門には
不合格。
他のジムに所属して、パンクラスに参戦するという、かなり変化球的なデビュー
を果たしています。
デビュー当時、10試合までは戦績が1勝8敗1分。
普通だったら、才能がないとプロとしては諦めるでしょう。
それを諦めなかったのが、美濃輪育久選手の凄いところ。
ほぼ2、3ヶ月に1試合という、驚異的なペースで試合を行っていき、実力を蓄え
ていきます。
そして、パンクラスの伝統のネオブラッド・トーナメントで優勝。
プロ格闘家として、かなりの努力を続けていたのが想像されますね。
現在も格闘家として精力的に活動
実は、美濃輪育久選手は、PRIDE時代もDREAM時代も飛び抜けて強かったという
わけではなかったんですが、とにかく試合が熱かったんですね。
勝っても、負けても、全力。
そして、自らの目指す場所は「ヘブン」と公言し、超人になることを目指し、
独特なトレーニングを敢行する・・・
そのキャラクターが人気の秘密でした。
この超人路線ってのが、現在のリングネームにのミノワマンに繋がっていくこと
になるんですね。
そして、対戦相手も超人になるべく、無差別級路線へと向かうんですね。
中量級クラスのミノワマンですが、超ヘビー級クラスのボブ・サップや
チェ・ホンマンと対戦。
それも勝利を収めているんですね。
もう、対戦相手を選ばない。
ただ、超人を目指して、強さを求めていくという感じでしょうか?
なんだか、ミノワマンの魅力ってのが伝わってきませんか?
そんなミノワマンが、古巣のパンクラスに戻ってくるってわけです。
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奇行?いまも独特な世界観は変わらず
ミノワマン。
そのリングネームから、この人、ちょっとヤベーなってイメージがあると思うん
ですが、期待にそぐわずの変人っぷりが人気の秘密だったわけです。
とにかく、一般的な人には奇行としかいいようのない行動が多数。
ここでは、「ここが変だよミノワマン」として、幾つかの不思議な生態を
紹介してみようかなと思います。
ここが変だよミノワマン! 気合の入れ方がおかしい。
総合格闘家に関わらず、スポーツ選手にはちょっと特徴的な気合の入れ方をする
人も結構いますよね。
最近では、卓球の張本智和選手の気合の叫び声「チョレイ!」が話題になりま
したね。
ミノワマンも、かなり特徴的な気合の叫び声をあげてるんです。
ただ、大きな話題になることはなかったんですがね。
その叫び声が
「俺はプロレスラーだ!!」
まあ、これは分かる。
次に
「キン肉マン!!」
完全に訳がわからなくなりましたね・・・
まあ、リングネームからも分かるように、「キン肉マン」に多大な影響を受けて
いるわけですよ。
最終目標は「超人」になることみたいですし。
でも、「キン肉マン!!」って。
「屁のつっぱりはいらんですよ」じゃないんだなと。
ちなみに、ミノワマンはデビュー時から総合格闘家。
厳密には、現在はプロレス興行にも参加することがあるみたいですけど、
「プロレスラーだ」と叫んでいた頃は、プロレスはしたことないと思います。
ここが変だよミノワマン! ヘブン?到達って何?
ミノワマンは「ヘブン」への追求を行っているとのこと。
この「ヘブン」ってのがどんなものか、普通の人には理解できないんですよ。
僕の考えでは、きっと「達人の域」ってことだと思うんですが・・・
「ヘブン」には普通?の「ヘブン」を更に超越した「スーパーヘブン」と
「ウルトラヘブン」が存在するらしい。
どうやら「達人の域」ってのも、、少々違いそう。
やっぱり、一般人には「ヘブン」という領域は理解できそうもない。
ちなみに、桜庭和志戦では「スーパーヘブン」の域に到達したらしい。
どう考えても、よく分からない。
ここが変だよミノワマン! トレーニング方が特殊?
「ヘブン」に到達するまでのトレーニング方法も独特。
上空を通った航空機を見つけて、並走して勝負したり、バッティングセンターで
ボールをよけたり。
さらに、ゴルフの打ちっぱなし、壁当てのボール投げ。
特に、山ごもりなどが好きなようで、手ぶらで山ごもりを行い遭難しかけるなど
のエピソードもあり。
山ごもりって、ケンドー・カシンとかもしてたけど、もう違う次元での修行に
達している感じがしますね。
現在は、生活全てがトレーニングに繋がっているらしいですね。
朝起きて、立つ動作や起きる姿勢、歩く動作、全てがトレーニングに繋がって
いるらしいです。
まさに、生活全てが「修行」!!
ここが変だよミノワマン! 結婚も子どももいるみたいだけど?
ミノワマン、2009年に結婚しているそうです。
これだけ、変な人でも結婚できるんですね・・・
最近のインタビューで、「新しい家族ができて、1年前くらいから建築・
リフォームの仕事を始めた」とありますから、子どももいるみたい。
さらに、仕事も真面目にやりながらの、格闘家人生を歩んでいるらしい。
何からなにまで、意外な感じがしますが、現在のミノワマンは、
格闘家という一面だけではなく、家庭を守る大黒柱として頑張っている
んですね・・・
まとめ
●ミノワマンがパンクラスに14年ぶりに参戦。ミノワマンは、PRIDE、DREAMで活
躍し、現在は100戦以上を経験している大ベテラン!
●ミノワマンは、その独特なキャラクターがうけて人気選手の一人に。すでに、
いち総合格闘家ではなく、修行僧のような状態に達している。
●かなり変人のミノワマンですが、2009年には結婚。いまは子どももいるようで、
格闘技だけではなく、一般の仕事も行っている様子。
ミノワマンの目指しているところはどこなんでしょうか?
僕には総合格闘家として、世界トップを目指すというものには全く思えません。
これは、決して総合格闘技の世界で、トップ戦線にはすでにいないと言える
現状だから言っているわけではないのですね。
それは、2000年代、最も選手として脂が乗っていた時期からブレていないんです。
まるで、修行僧のような、そんな感じなんじゃないかなと。
そう考えると、まだまだミノワマンの到達点は遠そうですね。
ただのヤベー奴ではないってのが分かりましたでしょうか?
ミノワマンのパンクラス参戦の対戦は近藤有己選手。
もう一人のレジェンドは、バイトしながらの現役生活!!
⇒「近藤有己は戦績100戦を誇るレジェンド!ガソリンスタンドでのバイト情報!』