(画像は「帝拳公式サイト」より引用)
こんばんわ、委員長のラッシャーやすおです。
本日はアメリカ現地時間15日に世界スーパーフェザー級タイトルマッチに
挑む三浦隆司選手に注目しました。
2015年にWBC世界スーパーフェザー級王者から陥落した三浦隆司選手ですが、
まだまだその強さは衰えてはおりません。
これまでの戦績を中心に、今回の対戦相手となる王者ベルチェットについて
語ってみましたよ!!
ボンバーレフト三浦隆司はどんな選手
デビュー当時から
「サウスポーのファイター型で、パワーがすごく、まったくのプロ向き」と
称された三浦隆司選手に付けられたあだ名はボンバーレフト。
もうそのまんまのあだ名ですが、実に31勝のうち24KOという高いKO率を誇って
おり、やっぱりその強打が相手を倒す姿を観るってのが醍醐味。
かつて、初の世界挑戦の相手であった内山高志選手に敗れるも、ダウンを奪う
という強打っぷりを見せつけてくれました。
世界にも認められる強打の持ち主、ボンバーレフトこそ三浦隆司選手であります。
これまでの戦績と獲得タイトル
アマチュア時代の戦績は40戦34勝。
国体での優勝経験あり。
2003年にプロに転向。
それから、今までの戦績が36戦31勝(24KO)3敗2分。
2009年7月に第43代日本スーパーフェザー級王座を獲得し、防衛4回で同ベルトを
返上。
2013年4月にWBC世界スーパーフェザー級王座獲得!防衛4回を記録しております。
2015年にフランシスコ・バルガスに9RTKO負けし、王座陥落するんですが、
ヴァルガスとの再戦を目指して、以後、2戦2勝(2KO)で今回、王座復帰をかけ
ミゲール・ベルチェットと対戦します。
その強打と、それを示すKO率の高さからは想像できませんが、日本タイトル獲得
まで19戦かかっており、約6年間の時間をかけております。
世界王者挑戦も2011年の内山高志戦で敗れ、2013年で悲願達成するまで、
非常に時間がかかっている。
非常に苦労してきた感じがありますね。
これは、三浦隆司選手の力量というよりも、ジムの強さが関係していたかも
しれません。
莫大な資金がかかる世界タイトル戦を行うには、弱小ジム所属する選手は
以上に難しく、チャンスがなかなか回ってこないのが現実。
実際、三浦隆司選手が一回目の世界タイトル戦である内山高志選手戦後に
業界大手のジムである帝拳ジムに移籍したのも、それが1つの理由になっている
のは間違いないと思います。
現役時代のジム移籍ってのは、凄い大変だと聞いたことがありますからね。
それでも、移籍したのは、大きな決断だったのでしょうね。
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王座返り咲きか?王者ベルチェルトはどんな選手?
世界王者陥落の相手であるフランシスコ・バルガスとの再戦を三浦隆司選手は
目指していたはずですが、そのバルガスがベルチェットに敗戦。
今回の世界王者挑戦の相手はミゲール・ベルチェットとなったわけです。
これは三浦隆司選手のモチベーションにどのように影響するのか?
いかに、世界王者復帰への気持ちが強いのか、それが試されることになるかも
しれません。
そして、僕としては、バチバチの打ち合いを好むバルガス戦のほうが相性が
良かったのではないかと思うところもあります。
確かに、三浦隆司選手は敗れはしているんですが、お互いダウンの取り合いで、
どちらが勝利するのかは紙一重だったと言えます。
それに対して、今回の対戦相手であるベルチェットは、32戦31勝28KOという
驚異的な強打を持っている一方、手数もコンビネーションも良い。
強打者同士の対戦でありますが、この手数の多い相手というのが三浦隆司選手の
スタイルとの相性がどうなのか?
ここが見どころになってくると思いますね。
もちろん、ボンバーレフトが決れば、勝利は間違いなし!?
今回は会場もビック!勝利はスターへの第一歩
今回、注目なのは、試合会場。
(画像は「」より引用)
メキシコ人ボクサーの聖地と言われるロサンゼルスの「ザ・フォーラム」が
会場になっているんですが、ここがバカでかい!
収容人数が17000人超え。
日本で行われるビックイベントでよく使われる日本武道館で約14000人。
大阪城ホールで16000人。両国国技館が約11000人。
こう観ると、いかに凄い会場なのかってのが分かりますよね。
最近ではゲンナジー・ゴロフキンやローマン・ゴンサレルなど、現在の
ボクシング界最強と呼ばれるような選手が試合をしている会場。
それだけに、ボクシングの本場アメリカの目の肥えたボクシングファンも多く
来場するだろうし、ここでインパクトある勝利を得ることができれば
三浦隆司選手のアメリカでの人気爆発となる可能性も!
三浦隆司選手のさらなる飛躍への準備はできたってところでしょうかね!
まとめ
●三浦隆司選手はボンバーレフトとあだ名されるように、強打が売りのサウス
ポー。
●KOの山を作り上げ、2013年にWBC世界スーパーフェザー級王者獲得。4度の防衛
を経て、王者陥落。
●王者復帰をかけて、2017年7月15日にアメリカロサンゼルスの「ザ・フォーラ
ム」で、王者ミゲール・ベルチェットに挑戦する。
三浦隆司×ベルチェット戦は、日本時間では16日の朝方には結果は分かるよう
ですね。
本場アメリカでビックカードを組まれるというのは、選手にとっては最高の
気持ちでしょうね。
でも、ファンとしては、やっぱり海外での試合では距離感を感じてしまいます。
例え、東京の会場に行けないとしても、やっぱり日本での試合を期待したい。
という一方で、好きな選手がいかに世界の舞台で活躍できるのか?というのを
みたい感じますね。
今回の三浦隆司選手はもちろん、世界進出を宣言している井上尚弥選手も
世界の大舞台での活躍、期待しています!!!!