藤本京太郎は元K-1ヘビー級王者からの転身!日本人初のヘビー級王者へ!

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藤本京太郎、日本人初のヘビー級王者へ
(画像は「藤本京太郎公式ブログ」より引用)

ボクシングの世界で、これまで多くの日本人世界王者が
生まれてきましたが、やはりその多くは軽量級。

日本人の平均的な男性の身長と体重は
171センチ、65キロ前後ということで、
重い階級で活躍できる選手は本当に一握り。

さらに、世界に通用する選手と言ったら、ほぼ軽量級の選手しか
いないと言っても間違いない。

身長が高くても、日本人の体質なのか、やはり筋肉が付きにくい
というのもあると思うんですよね。
海外のヘビー級の選手と比べると、筋肉の付き方が違いますもんね。

そんな軽量級がほとんどのボクシングの世界で、
現在、唯一ヘビー級ボクサーとして、世界に通用するのではないか
と思われるのが藤本京太郎選手。

藤本京太郎選手は、2017年1月14日にOPBF東洋太平洋ヘビー級王座
に挑戦します。

この試合に勝利を収めれば、次は世界へと目を向ける
ことができる、それほどの選手だと思います。

今回は、日本ヘビー級ボクサーとして最注目の
藤本京太郎選手にスポットを当ててみました。

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藤本京太郎とはどんな選手か?略歴と戦績をチェック!

藤本京太郎選手は、日本人には珍しく、増量をしなくても
ナチュラルのヘビー級ボクサー。

身長は183センチ、体重は減量して100キロ前後。

戦績は16戦15勝1敗8KO。

唯一の敗戦は、2012年にOPBF東洋太平洋ヘビー級王座決定戦に
挑戦した時の黒星。

東洋太平洋ヘビー級タイトルマッチで敗れたと言っても、
15勝を挙げていることを考えると、
日本人で世界に通用する数少ないヘビー級ボクサーなのは
間違いない。

現在は日本タイトルを保持し、
WBC世界ヘビー級で16位にランクインしており、
今後の勝ち星によってはタイトル戦も視野に入るほどの選手ですね。

K-1ヘビー級王者という経歴を持つ!

藤本京太郎選手は、もともとはk-1で活躍されており、
日本人は通用しないと思われていたヘビー級で第2代の
王者となった経歴を持っています。

k-1時代には何回かリングネームを変えてまして、
「前田慶次郎」でのリングネームが一番有名かな。

k-1時代の京太郎選手を知らない人が、
キックボクシングで日本人がピーター・アーツやジェロム・レ・バ
ンナ相手に互角以上の勝負を繰り広げて、
なんとKO勝利しているって考えれば、いかに
強い選手だったか分かると思います。

ちなみにキックボクシングの戦績は
23戦18勝5敗。

ヘビー級での、日本人の活躍だと思うと、驚異的な
戦績だと思いますね。

格闘技はあまり好きではない?有名になるための手段!

日本人では珍しいヘビー級の身体を持ち、
屈強な外国人選手と打ち合っても、負けない強靭な体力と
技術をもつ藤本京太郎選手ですが、
実は格闘技があまり好きではないというか、
格闘技とかなり割り切った付き合いをしているような感じです。

3歳のころ、気弱で2人の姉に苛められていた京太郎選手を
鍛えようと、親が空手道場に入れたことが格闘技との出会いの
始まり。

3歳から続けて、プロの格闘家となったくらいですから、
さぞ、強さへの憧れがあったのかなと思ったんですが・・・

なんと、プロ格闘家を目指した動機は
「有名になりたい」からだそうです。

強くなりたいと思うのではなく、
目立ちたかったてのが面白い。

テレビに出て有名になるためには格闘家になるしかないと
思ったらしいんですが、なかなかこの思考にはなりませんよね。

実際、格闘技というものを冷静に捉え、
「普通に生きていく分にはケンカに強いなんてことは意味のないこ
と」と述べていまして、あくまで格闘技は有名になるための
手段であると割り切っているそうですね。



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獲るか!東洋太平洋ヘビー級タイトル!

藤本京太郎選手は、2017年1月14日にOPBF東洋太平洋ヘビー級王座
に挑戦します。

このタイトルはアジア人はまだ獲得したことがないものらしく、
いかにアジア人にとって高い壁であるのか分かりますね。

藤本京太郎選手にとって、東洋太平洋王座への挑戦は2回目になり、
世界を目指す京太郎選手にとっては、もう落とすことが
できない試合になってきますね。

全開の挑戦から、再びこのタイトル戦へたどり着くまで、
約4年間かかっていますから、再びここで躓いてしまったら、
今後、また這い上がってくることは難しいかもしれませんね。

相手は、同級2位のウイリー・ナッシオ。
戦績は11戦10勝1敗9KOということで、かなりの強打者ぽいですね。

なんでも、ストリートファイトでは200戦無敗とのことですが、
プロボクサーがケンカしているんでしょうか?

まあ、リップサービスの一つか、京太郎選手への威嚇
なんでしょうが、「明日やるのはボクシング」と
京太郎選手はあまり興味もなさそうですね。

まあ、今回は京太郎選手にサクッと勝ってもらって、
日本人が未だ到達していないところへ、
京太郎選手に連れて行ってもらいたいもんですね。

まとめ

●日本人、いやアジア人でヘビー級ボクサーとして世界に通用する
と思われる唯一の選手・藤本京太郎選手が1月14日に東洋太平洋ヘ
ビー級タイトルに挑戦する。

●藤本京太郎選手は、ボクサーとしての活躍する前にK-1でヘビー
級王者にもなった逸材。

●藤本京太郎選手にとって、格闘技は有名になるための手段にしか
すぎないとのことで、格闘技とクールな距離を取っている。

K-1時代の京太郎選手が、ピーター・アーツにKO勝利をした時の
興奮は今でも覚えています。

これは、まぐれだったのか、と疑いの目も、
次戦でジェロム・レ・バンナからダウンを奪い、
最後はバンナの試合放棄という結果。
その強さが本物だ、日本人としてすっげぇ選手が生まれた
もんだと思ったのを覚えています。

K-1が崩壊することがなければ、京太郎選手は
その後、どのような活躍をしたのでしょうか?

ボクシングという場所は変わったわけですが、
今後、日本人としてヘビー級でどんな活躍を見せてくれるのか
非常に楽しみですね。

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