村田諒太の実力は世界に通用する!最強ゴロフキンとの評価を比較検証

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村田諒太選手
(画像は「村田諒太 公式FaceBook」より引用)

今月30日にWBO世界ミドル級3位の村田諒太選手が、急遽、
世界タイトルマッチ前哨戦と銘打ったノンタイトル戦に
挑むことが決定しました。

WBOの世界王者ビリー・ジョー・サンダースへの挑戦が
近いと言われている村田諒太選手だけに、相手の元WBC
地域王者のブルーノ・サンドバルに対して勝利はもちろ
ん、内容も問われる試合となりそうです。

今回は、村田諒太選手が、世界ミドル級で世界タイトル
を獲得できる可能性があるのか、そして、ミドル級最強
のゴロフキンと対戦する可能性があるのか検証してみま
した。

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2017年にも世界タイトル挑戦が実現!?

村田諒太選手は、現在、プロ戦績11戦11勝8KOという成
績。

プロ転向以降、これまで無敗を誇っているということで、
来年にも世界タイトル戦を、という希望も分かるような
気がします。

それに対して、一部では、この戦績に対して咬ませ犬ば
かりで、強い相手とのカードを組んでいないという指摘
があるようです。

実際のところ、世界的にも最も層が厚いと言われるミド
ル級で、これまで村田諒太選手を脅かすような選手との
カードは組まれていないと言っていいでしょう。

つまり、咬ませ犬とまでは言わなくても、格下相手の
カードしか行ってこなかったということですね。

でも、これはちょっと視点が間違っていますね。

世界的に層が厚い階級だからこそ、様々なタイプの選手
との試合を行い、勝ちを重ねていかなければ、この階級
でタイトルを取るのは難しいのではないかな。

ミドル級最強の王者ゴロフキンの例

この階級にはゴロフキンという絶対王者がいるわけです
が、アマチュアで350戦している彼でさえ、初のタイト
ル戦となったのは17戦目。

やはり、どんなに強いボクサーであっても、この階級で
実力をつけるためには、それなりの数の実践数が必要で
あるということを表しているのではないかなと思うので
すね。

これを考えると、むしろ村田諒太選手は試合数が少ない
んではないかと思ってしまいますね。

それを考慮すると、村田諒太選手は試合間隔もちょっと長
いのかなというのもありますね。

先のゴロフキンは、多い時で年間6試合とかやってます
からね。

世界獲りを目指すなら、もっと短い間隔で、より多くの、
例え格下の咬ませ犬ばかりと言われようが経験を積むべ
きなのではないかなと思いますね。

最強王者ゴロフキンとはどんな王者なのか

村田諒太選手の階級には、現在、ゲンナジー・ゴロフキ
ンという怪物チャンピオンが存在します。

先ほど、村田諒太選手との試合数、試合間隔で比較した
チャンピオンですね。

とにかく、ミドル級で現在、彼を倒すことができる選手
はいるのでしょうか?

たぶん、いない!と断言できるほどの強さを誇っており
ますね。

今の肩書きは、

WBA世界ミドル級スーパー王者。
第36代WBC世界ミドル級王者。
第16代IBF世界ミドル級王者。

現在、ボクシングには主要団体が4つありまして、その4
つの団体のミドル級統一王者まであと一つなんですね。

現在の保持タイトルを見ただけで、いかに怪物チャンピ
オンであるのかわかると思います。

アマチュア・プロの戦績はどうなってる?

ゴロフキンの肩書きも凄いんですが、戦績ももの凄いん
ですよね。

アマチュアで350戦345勝5敗。

まず350戦ってのが気が遠くなる数字ですね。
試合数も凄いんですが、その勝利数。
アマチュア時代から化け物だったんですね。

そして、現在のプロ戦績が36戦36勝33KO。

もちろん無敗であり、KO率も凄いことになってます。

こんなチャンピオンに勝とうってのが難しいですよね。

ちなみに、これだけの試合数をこなしていて、ノックダ
ウン、ストップ負けがただの一つもないと。

ミドル級統一もあとひとつ

WBA、WBC、IBFと3団体のミドル級王者であり、当然のこ
とながらゴロフキンはWBOのベルトも狙っているようで
すね。

これが達成されることになったら、ミドル級でベルトを
取るためにはゴロフキンの引退、または衰えを待つしか
ないような状況になってしまいますね・・・

ゴロフキンの興味は他の階級にはいっていないようです
し、まずは主要4団体統一が目標っぽいですね。



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村田諒太の世界王者の可能性は

村田諒太選手は決して弱い選手ではないのですが、やは
りミドル級という階級、そしてゴロフキンという怪物チ
ャンピオンがいるということが不幸だったのかもしれま
せん。

現状、村田諒太選手がゴロフキンと対戦したとして、万
に一つも勝てる要素が見当たらないんですよね・・・

これは、村田諒太選手だからというわけではなく、どの
選手であってもゴロフキンに勝つというのは難しいので
はないかと思うんですね。

となると、村田諒太選手が世界タイトルを獲得する可能
性があるとしたら2つの選択がある。

1つは、ビリー・ジョー・ソーンダースが保持するWBOミ
ドル級タイトルに挑戦すること。

これが一番、現実的ですが、ソーンダースとの対戦合意
までもっていけるのかという問題がありますね。

村田諒太陣営も、きっとこのソーンダース戦実現に向け
て動いているはず。

そして、もう1つの方法が階級を変えるというもの。

現実的には、他の階級に移ったところで、この周辺の階
級は日本人にとっては非常に難しい階級ですし、どの階
級でも層が厚くて強豪がゴロゴロしてますから、難易度
的には簡単ではないのは事実。

でも、村田諒太選手はミドル級でやり続けるという美学
があるようなので、村田選手の意向とは異なってしまい
ますね。

どの階級にしろ強豪がいるのは間違いないです。そう考
えると、ベルトだけのために階級を変えるというのはな
さそうな気がしますね。

村田諒太選手の海外からの評価は?

海外のボクシングサイトなどでは、村田諒太選手に対し
て一定の評価がなさえれているようです。

その一方で、ミドル級の層の厚さを指摘し、ミドル級で
のトップボクサーとの間には大きな差があるとされてい
るみたい。

特に、村田諒太選手の足の遅さが指摘されており、ス
ピード面で苦しい戦いを強いられるのではないかと考え
られているようです。

やっぱり、この階級のトップとの対戦に対しては、かな
り不利な戦いになってしまうというのが、多くのボクシ
ングファンの思うところのようですね。

まとめ

●村田諒太選手が世界前哨戦として、急遽年末に元地域
王者と対戦することが決定しました。

●現在のミドル級にはゴロフキンという怪物ボクサーが
おり、ゴロフキンが所有しているベルトを獲るというの
は、世界中を見回しても可能なボクサーはいないので
は?

●村田諒太選手が世界タイトルを獲得するためには、ゴ
ロフキンを避け、WBO世界ミドル級王者ビリー・ジ
ョー・ソーンダースに挑戦するしかないかも!

来年以降、村田諒太選手がミドル級のベルトに挑戦する
可能性は十分にあると思います。
相手が誰になるかは分かりませんが・・・

どちらにせよ、世界前哨戦と言われている年末の試合は
落とせないものとなっています。

とにかく、1つ1つ取りこぼしのないよう頑張ってもらい
たいもんですね。

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