(画像は「」より引用)
以前、当ブログでも紹介した具志堅用高さんの秘蔵っ子で、とにかく将来性
ありまくりのボクサー比嘉大吾選手の世界タイトル戦が決定していますね!
5月20日にトリプル世界タイトルマッチとして、フジテレビでの放送も決定。
世間的には、ロンドン五輪金メダリストの村田諒太選手の世界初挑戦が
注目されていますが、ボクシングファントしては、それ以上に注目が
比嘉大吾選手ですよ!!
現在、デビュー以来12連勝中、それも12KOという驚異的な戦績を残しています!
本人も21歳で世界王者になると宣言しているので、年齢的には21歳で王者になる
ならばラストチャンス。
そうなってくると、やっぱり対戦相手が強いのか、気になってきますよね?
今回は対戦相手の王者ファン・エルナンデスについて調べてみました!
個人的な予想と一緒に、どうぞ!
目次
対戦相手のファン・エルナンデスは強いのか?
いきなり、チャンピオンにとって失礼な見出しから入ってしまいますが、
王者であろうがなかろうが、とにかく強いのかってのが知りたいですよね?
そりゃ、現役の世界王者ですから、弱い訳がない。
というわけで、ファン・エルナンデスがどんな選手か調べてみたんですが、
都合よく指標になりそうな過去の試合があるんですね。
ファン・エルナンデスは、過去にミニマム級で当時7勝無敗だった
井岡一翔選手に挑戦しているんですね!
その時の結果は12ラウンド判定負け。
個人的には井岡一翔選手に負けた選手ってことで、かなり評価が低くなって
しまいますね(僕は井岡一翔選手をあまり評価していないんで)。
と言っても、対戦したのは2011年の8月で、まだ井岡一翔選手が強さがあった
時期ですから、なんとも言いがたいところではあります。
これまでの戦績は36戦34勝!経験はありそうだ!
ファン・エルナンデスのこれまでの戦績は
36戦34勝(25KO)2敗
2敗のうち1つは前述したように井岡一翔選手。そして、もう一つの黒星が
ラモン・ガルシア戦でのKO負け。
ラモン・ガルシアはWBOで世界ライトフライ級王座を獲得していますし、
いずれも世界戦での負け。
2つの敗戦と同様に目が引かれるのが、36戦という経験値と、25個のKO勝ち。
この経験値とKO率から考えられるパンチ力の強さがファン・エルナンデスの
武器となってくるんでしょうね。
比嘉大吾選手も打ち合いは望むところでしょうから、バチバチの打ち合いの
KO必至の試合になるかもしれませんね。
世界タイトル奪取も期待だけど、連続KO記録も気になる!
もちろん、今回の世界タイトル戦は、比嘉大吾選手がベルトを奪取できるか?
というのが最大の焦点なわけですが、それと同時に現在の12連続KO記録が
更新されるのかってのも注目なんですね。
ただ、この記録は比嘉大吾選手にとってはプレッシャーの一つになってしまう
かもしれません。
初の世界タイトル戦のプレッシャーに、記録更新のプレッシャーが加わって
しまったら、本来の力が発揮できないのではないかと心配してしまいますね。
対するファン・エルナンデスも今回の試合が初防衛戦。
初防衛のプレッシャーもあるでしょが、比嘉大吾選手が抱えているプレッシャー
の方が大きいような気がしてしまいますね。
個人的には、もちろん比嘉大吾選手のKO勝利によるベルト奪取ってのを期待して
いますが、一方で、判定でもいいのでなんとしてでもベルトを獲ってくれ!
ってのが本音ですかね。
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比嘉大吾は王座奪取できるか?個人的予想!
現王者のファン・エルナンデスはパンチ力がありそうですが、比嘉大吾選手に
とっては打ち合いになった方が、自信を持って戦えそうですね。
それだけ、比嘉大吾選手はパンチ力・パワーがありますし、
むしろファン・エルナンデスの方が嫌がって距離を取ってきそうな気がします。
試合経験が大きく上回るファン・エルナンデスに対して、比嘉大吾選手は
12戦と、経験の差を懸念される声も聞きますが、ここもあまり問題では
ないような気がします。
比嘉大吾選手はデビュー当時から世界王者となるため、対戦相手もしっかりと
選び、決して楽な相手ばかりではなく、十分に経験を積んできたと思います。
12連続KOという記録ですから、これまでの対戦相手も対策して、足を使って
距離を取るという作戦をしてきた相手もいたはず。
その中で、現在の戦績ですから、考えうる展開には対応できるんじゃないかなと。
以上から、期待を込めて、比嘉大吾選手の早いラウンドでのKO勝利。
まあ、4ラウンドくらいかなと、かなり楽観的な予想をしてみました。
そうなるといいなぁ~。
まとめ
●5月20日に世界タイトル戦が決定した比嘉大吾選手。村田諒太選手の注目の影
になりそうですが、戦績も将来性も非常に期待したい選手だけに、是非ともタイ
トル奪取を!
●対戦相手のファン・エルナンデスは井岡一翔選手との対戦経験もあり、7勝無
敗の井岡一翔選手に敗れるも、その後、15連勝などで王者奪取した強豪。
●ファン・エルナンデスは決して弱い王者ではないため、予想は難しいが、比嘉
大吾選手がパワーで圧倒し、KO勝利するのではないかと予想。
まだまだ、発展途上中の比嘉大吾選手だけに、今回のベルト奪取に成功すれば、
同年代のエリートである田中恒成選手や、井上拓真選手に並ぶと言って
いいでしょう!
ベルト獲得の先には、井岡一翔選手との日本人対決、統一戦という展開も
見えてきます。
今回、KO勝利となれば、連続KO勝利の日本記録も見えてきます。
何かと注目されそうな比嘉大吾選手、いまのうちにチェックして
おいてくださいね。
以前書いた比嘉大吾選手の記事もどうぞ。
→『比嘉大吾はフライ級世界王者に王手!将来のライバルは井岡一翔?』