(画像は「拳四朗後援会公式サイト」より引用)
5月20日に行われるトリプル世界タイトル戦。
やはり注目度が高いのは、ロンドン五輪金メダリスト村田諒太選手の世界初
挑戦といことになるんでしょうか。
個人的には、セミファイナルに登場する、具志堅用高さんの愛弟子の
比嘉大吾選手。
これまで12連続KO勝利中の比嘉大吾選手が、どんな熱い戦いでタイトル奪取
するのか注目しております!
この2人に並び、世界タイトルに挑戦するのが拳四朗選手!
・・・ケンシロー?
北斗神拳?
ということで、あくまで個人敵にですけど、拳四朗選手がどんな選手なのか、
そして、対戦相手のチャンピオンのガニガン・ロペスはどんな選手なのか?
まとめてみましたよ!!
目次
拳四朗とはどんな選手なのか?戦績をまとめてみた!
まず、最も気になるところの本名は、なんと寺地拳四朗!
「拳四朗」ってのが本名なんですね。
もちろん、名前の由来は『北斗の拳』の主人公・ケンシロウから。
ある意味、この名前を付ける両親に拍手です!
あまりにも有名な作品の、あまりにも有名な主人公の名前ですからね。
名前の由来は予想通りだったので、プロフィールや戦績をみてみましょ。
拳四朗選手は、1992年生まれの25歳。
2014年にプロデビューし、現在まで9戦9勝5KO。
これまで獲得したタイトルが、5戦目でWBCライトフライ級ユース王座獲得。
続く第6戦目にして、日本王座奪取。
そして、第9戦目で東洋太平洋王座奪取。
かなりのハイスピードで試合を行って、タイトルを奪取してきていますね。
タイトル戦の経験が、防衛戦を含めて5戦ということを考えると、決して楽な
相手を選んで勝利数を重ねたという感じではないですね。
正直、顔は童顔で強そうに見えないんですが、実力は本物でしょうね。
実はサラブレット?父親と初の親子での東洋太平洋王座獲得!
実は拳四朗選手の父親の寺地永さんもプロボクサーだったらしいんですが、
それもライトヘビー級で東洋太平洋王者にもなったくらいの凄いボクサー。
つまり、拳四朗選手はボクシングのサラブレットってことになりますね。
それも、親子2代での東洋太平洋王者獲得ですからね。
ちなみに、父である寺地永さんは、拳四朗選手のジムの会長なんですね。
親子2代で悲願の世界タイトル獲得なるか?ってのがテレビ的な煽り文句に
なりそうですね。
日本タイトル戦をドタキャン?で日本王座返上!?
日本タイトル戦をドタキャンして王座を返上したというと、もしかして
とんでもない奴なのか?
と思ったのですが、確かに日本タイトル戦をドタキャンしたってのは事実。
経緯的には、今年4月2日に3回目の日本タイトル防衛戦を久田哲也選手と
行うことが決まっていたそうです。
それが、なんと3月21日に日本王座を返上!試合をキャンセルしたってんです!
たぶん、5月20日の世界タイトル戦の話が突然舞い降りてきたんでしょう。
拳四朗選手の所属するジムは、言ってしまったら超大手ってわけではない
でしょうから、世界タイトル戦のチャンスってのは中々回ってこないわけで、
大きなチャンスだったんでしょうね。
それでも、まあ納得いかないというか、怒るのは久田哲也選手。
結局、4月21日に王座決定戦が行われて、久田哲也選手が日本チャンピオンに
なったわけですが、なんともまあ、怒るでしょう!
4月2日に試合すれば、勝手も負けても減量苦から逃れられたでしょうし、
久田哲也選手がタイトル戦を手に入れたのも、タイトル挑戦権獲得トーナメント
に優勝して辿りついたものだったんですから。
結果的に王者になったと言っても、ちょっと辛いかな・・・
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現世界王者ガニガン・ロペスとはどんな選手?展望は?
5月20日の対戦相手。現WBC世界ライトフライ級王者のガニガン・ロペスとは
どんな選手なんでしょうか?
ガニガン・ロペス・・・、リングネームは拳四朗選手にも負けないインパクトが
ありますね。
戦績は34戦28勝17KO6敗と、経験的には圧倒的に拳四朗選手を上回りますね。
経験がそのまま実力に直結すると言えないとはいっても、やはり4倍近くの
プロでのリングの経験は侮れません。
タイプとしては、手数が多い選手で、KO負けも一回と打たれ強さもありそう。
ただ、ガニガン・ロペスは現在35歳。
若い頃の試合は、多分手数でガンガン相手を圧倒していたんでしょう。
早い回でのKO勝利が多かった感じですが、最近は判定勝利が増えてきた感じ。
体力的には確実に落ちている様子。
若い拳四朗選手にとっては、かなり有利なんではないでしょうか?
手数が多いガニガン・ロペスに防戦一方になってしまうと、一気に調子付くで
しょうから、いかに早い回で圧倒して体力を奪うかがカギとなるのでは?
まとめ
●5月20日に行われるトリプル世界タイトルマッチに出場する拳四朗選手の名前
は、やっぱりあの『北斗の拳』の主人公ケンシロウから。
●拳四朗選手の父親の永さんは、現在、拳四朗選手の所属するジムの会長。そし
て、現役時代には東洋太平洋王者獲得の経験アリ。
●対戦相手の王者ガニガン・ロペスは35歳で、34戦の経験を有するベテラン。や
はり、体力では若い拳四朗選手が有利。いかに、相手の手数を押さえ、試合をコ
ントロールするかがカギになりそう。
拳四朗選手ですが、実は3年次にインターハイで井上尚弥選手と対戦し、
3Rレフリーストップコンテストで敗れたそうです。
当時、井上選手は1年生だったということで、やっぱりこの世代の中心にいた
のは井上尚弥選手だったってのがよく分かりますね。
ちなみに、拳四朗選手がベルト獲得し、翌日に八重樫東選手が防衛に成功したら
主要4団体のライトフライ級は日本人が独占することになりますね。
日本人同士の統一戦が行われることになるんでしょうか?
村田諒太選手の対戦相手についての記事はコチラ。
→『村田諒太の世界タイトル挑戦!暫定王者エンダムとは?ゴロフキンとの対戦は?』
比嘉大吾選手の対戦相手についてはコチラ
→『比嘉大吾の初世界戦挑戦の相手ファン・エルナンデスは強いのか?個人的予想を!』