魁皇は通算勝利数1047勝の名大関!記録・成績は横綱クラス!白鵬が記録を塗り替える!

選手・団体をさらに応援したい方は「いいね」を!


(画像は「浅香山部屋公式サイト」より引用)

こんばんわ、委員長のラッシャーやすおです。

今年の名古屋場所は、稀勢の里、鶴竜、照ノ富士に遠藤と、上位陣、人気力士の
休場が多く、せっかくの相撲盛り上がりの中で残念なもんですね。


そんな中で、圧倒的な強さを見せつけている横綱・白鵬

今場所は白鵬の通算勝利数の歴代1位になる可能性がある場所。

すでに、9日目に通算勝利数を1045勝として、千代の富士と並ぶ歴代2位と
なっております。

今日、勝てば単独歴代2位。歴代1位1047勝まで、あと僅か。

その通算勝利数歴代1位を現在保持しているのが、元大関の魁皇

今回は名大関だった魁皇について、その偉大さに注目しました!

スポンサーリンク

通算勝利数歴代1位とは、どのくらい凄い!?

通算勝利数とは、どういうこと?

現在、横綱・白鵬は通算勝利数が1045勝で、歴代2位。

これがどのくらい凄いのか?


まず、通算勝利数というのは何かってところ?

番付についてからの本場所での勝利数を数えたもの

つまり、プロの(言い方が適切か分かりませんが)相撲取りとして土俵に
上がって、勝利した数。


この通算勝利数を重ねるということは、それだけ長く現役力士として活躍して
いるわけでして、いくら強くても怪我により早く引退したら、通算勝利数は
少ないというわけ。

つまり、通算勝利数が多いというのは、勝負に勝つ強さと、勝負を続けていく
という強さの両方を持っているってこと。

歴代の通算勝利数のトップ10は?

正直、白鵬の1045勝は、1000勝を超えているんだから、そりゃ凄そうだけど、
比較対象がないと凄さが分かりませんよね?

ということで、通算勝利数歴代トップ10を!!(2017年7月17日現在)


第1位 魁皇 1047勝

第2位 白鵬 千代の富士 1045勝 

第4位 大潮 964勝

第5位 北の湖 951勝

第6位 旭天鵬 927勝

第7位 若の里 914勝

第8位 大鵬 872勝

第9位 寺尾 858勝

第10位 安美錦 828勝


1000勝を超えている力士は、白鵬、千代の富士、魁皇の3人しかいない

そして、平成の大横綱・貴乃花が794勝で、歴代15位といことを考えると、
いかに凄いかが分かりますね。

ちなみに、貴乃花は大怪我によって1年以上の休場もあったため、勝利数は
伸びていないってとこでしょうか。

滅茶苦茶強かった印象がある朝青龍は、まだまだ現役を続行できる状態でありな
がら引退とあって、30位までのランキングにも入っていません。


大横綱・白鵬(画像は「日本相撲協会公式サイト」より引用)

確かに、白鵬は大きな怪我があった、負傷を負いながら場所、という印象が少な
く、勝利を重ねてきた秘密がわかりますね。



スポンサーリンク

歴代1位の魁皇とは、どんな力士だった?

記録からみる大大関・魁皇

大・大関。

こういった言葉はないと思いますが、なぜに横綱になれなかったほどの力士であ
り、まさに「大・大関」と言うのに相応しい。

まずは、魁皇の数字から、いかに凄かったかを見てみましょう。


通算出場 1731回 歴代4位
幕内出場 1444回 歴代2位

通算勝利数 1047勝 歴代1位 → 白鵬が今場所塗り替える可能性大!!
幕内勝利数 879勝 歴代2位
大関勝利数 524勝 歴代1位

幕内在位 107場所 歴代1位
大関在位 65場所 歴代1位 千代大海と並んでタイ

幕内最高優勝 5回 最高位が大関以下の力士の中で歴代1位

数字を見る限り、いかに凄かった力士かってのがわかると思います。

優勝5回していて、横綱になれていないってのが不思議なくらい。

人気・実力共に低迷期の相撲を支えた力士の1人と言えましょう。

なぜ横綱になれなかった!?今なら十分な実績?

優勝回数5回。

横綱・稀勢の里で優勝回数が2回。

同じく横綱・鶴竜が優勝回数3回。

同じく横綱・日馬富士が優勝回数8回。


白鵬の38回は、現役の横綱の中で飛びに抜けているとして、優勝回数だけを見て
魁皇が十分に横綱になっても不思議じゃないと思いません?

ただ、横綱になる条件というのが、連続優勝か、それに準ずる成績をというのが
あって、その時その時で微妙に甘くなったりしますが、優勝した次の場所が13勝
とか、そんな感じだったと思います。

魁皇は優勝5回(大関での優勝は4回)しているんですが、次の場所で12勝以上を
上げたのが1回。7勝8敗が1回、途中休場が2回だったんですね。

つまり、横綱になるための条件に達しなかったんですね。

横綱になってしまったら、常に二桁以上は当たり前、12~13勝は最低ラインと考
えると、これではマズイわけですね。

ただ、超長期的に見たら、魁皇は通算勝利数も、通算出場も、大関の在籍も歴代
トップなわけで、非常に安定していたと言っても良いんですけどね。

やっぱり、横綱というのは別格なんですね。

まとめ

●白鵬が今場所、通算勝利数歴代1位をかけて、勝利を重ねている。その通算勝
利数歴代1位、1047勝を挙げているのが元大関の魁皇である。

●通算勝利数歴代1位の魁皇は、優勝回数5回、出場場所数、大関在籍場所数と多
くの記録でトップに入っている名大関。

●魁皇は優勝回数が5回と多いも、優勝後の場所の成績が悪く、綱取りとはなら
なかった。



記録だけを見たら、まさに「鉄人」と言うのに相応しかった元大関・魁皇。

魁皇の同期は元横綱の曙、貴乃花、若乃花。

同じ年齢に武双山や土佐ノ海という強豪がひしめく年代だったんですよね。

その中で、横綱という地位は得ることができませんでしたが、これだけの記録を
残しているというのは、もっと評価すべきでしょうね。

白鵬が通算勝利数1位になるのも時間の問題でしょうが、例え、魁皇が歴代1位陥
落となっても、忘れてはならない力士ですね。

スポンサーリンク

選手・団体をさらに応援したい方は「いいね」を!

ブログ以外のリングでも情報キャッチしたい方はフォローお願いします!ゼァ!