村田夏南子は吉田沙保里を追い詰めた現役レスラー 中井りんに勝機は?

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(画像は「exciteニュース」より引用)
年末に近づき、今年も行われるRIZINのカードが次々に発表されていってますね。
今年のキーワードは「女子カク」でしょう。

すでにRENA選手の参戦も決定し、もう一人の日本女子格闘界で決して外せない選手の一人、中井りん選手の参戦も決定しました。

その相手に選ばれたのが、現役アマレスレスラーとの二束のわらじで現在4戦して無敗、アマレスではあの吉田沙保里選手を二度にわたり追い込み苦しめたことがある村田夏南子選手です。

今回は村田夏南子選手のバックボーンから、総合格闘家としての可能性。そして、中井りん選手との関係を調べてみました。

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吉田沙保里を追い込みながら、MMAになぜ転向?

なんと!今でもアマレスは引退していない!?

村田夏南子選手は今年に入ってから総合格闘技の世界へと飛び込んできたわけですが、実は現役のアマレス選手。アマレスを引退して総合ってのは分かりますが、二束のわらじってのは中々ない。

少し前に山本“KID”徳郁選手が格闘家として一時代を築いてからアマレスに挑戦したことがありました。その時は、結果として失敗だったし、その時の怪我がその後の格闘家としての経歴を厳しいものにしてしまったのではないかと個人的に思っているんですよね。

村田夏南子選手は今、総合格闘技に集中しているかたちではありますが、それは今年オリンピックがあり、世界選手権がないってことが理由の一つだったみたいですね。
もし、吉田沙保里選手に勝ち、かつオリンピック出場ってことになっていたら格闘家・村田夏南子は生まれなかったに違いありません。

総合格闘技を始めたきっかけはある選手の憧れ!

そもそも、村田夏南子選手が総合の世界へと足を踏み入れたのは何だったのか?ちょっと詳しいことは分からないんですが、かなり前から興味はあったようですね。
きっかけとしては弱いのですが、UFCで活躍するロンダ・ラウジーに憧れたってのが理由の一つらしいです。
大学卒業時に、当時の監督に総合をしたいと相談し、あれよあれよと総合の世界へってらしいんですよね。

ロンダ・ラウジーと言えば、北京オリンピックで銅メダルを獲得し、元UFC世界女子バンタム級王者。村田夏南子選手は、このロンダの画像を携帯の待ち受けにしていたくらい憧れていたらしいですね。

格闘家・村田夏南子のポテンシャルは?

格闘技の入り口は柔道だった!



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村田夏南子選手のバックボーンは先述したようにアマレス。ですが、実は村田夏南子選手の格闘技経験のスタートは柔道。
小学校高学年で全国3位。中学2年で全国優勝を果たし、国際大会でも優勝する実力者だったそうですね。

がしかし、一転、高校でアマレスに転向。普通に考えたら、このまま柔道を続けていったら世界に通用していく選手になると思うじゃないですか。

この転向の理由の一つが吉田沙保里選手に憧れていたということですが、もう一つの理由を知って、村田夏南子選手が格闘家として強くなるのが分かりましたね。

MMA参戦のもう一つの理由が将来性を感じさせる

その理由というのが、中学3年時に柔道のルールが大きく変わったこと。それまでの柔道って、国際大会では外国人選手のタックル紛いの技での一本が多く、レスリング柔道なんて揶揄されていたわけですが、これをルールで禁止するようになったんですね。
それによって、村田夏南子選手は自分の得意な技である肩車や掬い投げが制限されることになるために、自らの柔道のキャリアの将来性を考え、レスリングにかけたってことなんですね。

この自分の実力や得意なもの、それを活かせる場で実力を発揮しようとする。これって、賢くなかったらできないこと。
そして、総合格闘技で成功するためには頭の良さが必要ですからね。
(他の競技でもそうですが、頭がよくないければ上にいけないですよね)

現在の戦績は?

現在は4戦4勝2KOと無敗を誇っている村田夏南子選手。
スタイルとしてはタックル系で相手を倒し、コントロール。そしてパウンドで勝利ってのが現在のところのスタイルのようですね。

異常なほどの負けず嫌いとあって、スタンドでの今後の打ち合いも怯まないでしょうし、その姿勢を持っていたらスタンド技術も上がっていきますからね。スタンドでの攻防もこれから期待できるんじゃないかな。

年末の対戦相手・中井りんとの意外な関係

年末のRIZIN参戦!

年末のRIZINでは、現在、バンタム級クィーン・オブ・パンクラシストで、60キロ級前後では女子格闘家として頭一つ抜けた感じの中井りん選手との試合が決定しています。

筋肉隆々、立ってよし、寝てよし、極めの力も相当ある中井りん選手との試合は、かなり厳しいものになると予想されます。
だからこそ、村田夏南子選手の本当の実力、底力が測れるってものです。

中井りんとは同郷。柔道も同じ場所で練習していた

中井りん選手と村田夏南子選手は同じ愛媛県出身。
幼少のころに通っていた柔道教室が同じで、昔から知っている間らしいですね。

中井りん選手は30歳、村田夏南子選手は23歳と年が離れているため、一緒に練習をしたって感じではないようです。ただ、中井りん選手と村田夏南子選手のお姉さんは一緒に練習をしていたらしいんですね。

中井りん選手との試合が決まった時、村田夏南子選手は挑戦を受けてくれて、先輩に感謝するとコメントしています。
女子格闘家として中井りん選手のことをリスペクトしているんでしょうね

まとめ

●村田夏南子選手は吉田沙保里選手を追い詰めるほどのアマレス出身者で、アマレスは現役のよう。東京オリンピックの可能性も!?

●柔道、レスリングをバックボーンに、立ってよし、寝てよしのスタイルを確立しつつある。

●RIZINで対戦する中井りん選手とは、幼少からの顔見知り。村田夏南子選手の総合格闘家としての可能性を測るのに大切な試合になりそう。

(画像は「RIZIN公式ページ」より引用)

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