高山善廣が救急搬送!頸髄損傷および変形性頸椎症とは?過去に脳梗塞からの復帰も!

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(画像は「高山堂公式サイト」より引用)

今年になってからプロレスの事故が相次いでいますね。

本間朋晃選手、柴田勝頼選手に続き、先日は高山善廣選手が緊急搬送されました。

相次ぐプロレスの事故。

それも、トップレスラーの事故が続いています。

高山善廣選手の救急搬送は、どのような状況だったのか?

診断はどんなもので、復帰はいつ頃になりそうなのか?

気になる情報を集めてみました。

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高山善廣に何があった?情報をまとめてみた!

本日、高山善廣選手が緊急搬送されたというニュースを見たのですが、詳しい
状況が分からなかったので、情報をまとめてみました。

5月4日に行われたDDTの豊中大会で事故が起きたとのことです。

発表された情報などによると、高山善廣選手はこの日、6人タッグマッチに出場

試合中に回転エビ固めを行ったときに首から落下

そのまま動けなくなってしまい、救急搬送されたとのこと。

この情報を見て、僕が一番最初に思ったことは、プロレスはいかなる場合でも、
常に危険性をはらんでいるんだなと。

そりゃ、相手を投げたり、叩かれたり。

普通に考えれば怪我をするようなことを平気でするわけですから、機械でない
生身の人間ですから何があるか分からない。

そう頭で分かっていても、プロレスが常に危険と隣り合わせであるってのを
忘れてしまうのですね。

高山善廣選手の今回の試合から、その理由をまとめてみました。

安全なプロレスなんて存在しない!忘れられがちな危険性!

まず、今回の場合のことを考えると、豊中大会ということで、ビックイベント
という感じではなかったのではないかと思うんですね。

まあ、相撲で言うと、地方巡業のようなものだったのではないかと思うのです。

地方大会であったことに加え、6人タッグ形式だった。

これを考えると、プロレス好きの方なら分かると思いますが、プロレスラーと
言っても年がら年中、本気モードではないということ。

そりゃ、興行をサボっているというわけじゃなくて、地方での大会というのは、
ビック大会とは少々雰囲気が異なっていまして、レスラーの身体を休める
ようなそんな大会でもあるんですね。

さらに、6人タッグとあれば、シングル戦に比べれば、単純に一人当たりの
負担も減るのが分かりますよね。

さらに、怪我の原因となった技が、危険な技ではなく、むしろ基本の受身の
延長上にあるような回転エビ固めですからね。

プロレスラーにとっては、ウォーミングアップのような試合の、ウォーミング
アップのような技で怪我をしたようなものです。

(ちょっと表現が偏っている感じがしますが、ちょっと大げさにあえて
書きました。)

そう考えたら、いかにプロレスが危険なもので、基本的な動作であっても
大怪我に繋がる危険性がいつもあるってのが再認識できる
のではないでしょうか?

高山善廣の現状。「頸髄損傷および変形性頸椎症」ってどんな症状なの?

高山善廣選手の症状について、DDTより発表されたのは、今後、詳しい検査を
行うことにより病名が変わることを前提に「頸髄損傷および変形性頸椎症」
発表されています。

もう字面だけを見ただけで重症感が半端ないですね・・・

「頸髄損傷」はどんな症状?

「頸髄」というのは、背骨の中に入っている脊髄の一種で、脊髄の一番上、
首の骨の中にある部分ということです。

ちなみに、脊髄は神経の大元になっていて脳と繋がっているもの。

つまり、全身の神経が集まってきて、身体と脳をつなぐ首の中にある重要な
部分ということになりますが、ここを損傷したということらしいですね。

って、かなり危険じゃない?

と思ったら、症状としては神経が麻痺してしまうため、身体が動かなくなったり、
皮膚感覚がなくなったり、損傷により個人差が大きいらしいですが、普通の
生活にも支障をきたすくらいらしい・・・

高山善廣選手は、試合中に「動けなくなり」運ばれたとあります。

かなり、心配ですね・・・

「変形性頸椎症」とはどんな症状?

「変形性頸椎症」は、ざっくり言うと、椎間板ヘルニアの一種で、起こった
部分が首のもののことを言うみたい。

ヘルニアってのはよく聞きますが、簡単に言うと、背骨の間にある椎間板が
加齢や日常生活の影響によって変形して、水分が少なくなってしまって、
神経がダメージを受けてしまう症状ですね。

いろんな種類のヘルニアがあるみたいですけど、僕のざっくりとして理解では、
背骨を通っている神経が、骨から飛び出してしまって、神経が色々なところに
当たる事で痛みや痺れを感じるものだと思っています。

まあ、大きくは間違っていない理解だと思っていますが、間違っていたら
スミマセン。

どうやら、高山善廣選手は、首のダメージ、きっと今回受けたものだけではなく、
蓄積していたダメージが爆発してしまった状態なんでしょう

それにしても、かなり重症のような感じです。
命には別状はない感じなので、そこが今のところ唯一の救いか。



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高山善廣は過去には奇跡の復活も

正直、現在、発表された「頸髄損傷および変形性頸椎症」という病名からは、
復帰の目処は全く予想ができそうもありません。

さらに、50歳という年齢を考えると、復帰は難しいのでは・・・

正直、長年、高山善廣選手を観て来たファンとしては、多くの怪我を乗り越えて
きたのを知っているので、もう現役を引退し、ゆっくりして欲しいという
気持ちがありますし、そう思っているファンも多いようです。

その一方で、プロレスラーの強さを信じ、復活を願う気持ちもあるんですよね

実は、高山善廣選手は、そのプロレスラーの強さを体現してきたんですからね。

2004年の「脳梗塞」からの復活

2004年、新日本プロレス「G1 CLIMAX」に参戦中だった高山善廣選手は、
佐々木健介戦後に「何がなんだかわからなくなった」と本人が言うように、
ドレッシングルームで倒れ、救急搬送。

その日のうちに手術をして、その後、約2年間のリハビリにより、現役復帰を
したというんですね。

のちのインタビューでは、高山善廣選手は、倒れた瞬間から復帰を考えていた
と言います

肉体的な強さが目に言ってしまうプロレスラーですが、強靭な精神力を持って
いるのが、本物のプロレスラーなのかもしれませんね。

まとめ

●高山善廣選手が、5月4日のDDT豊中大会の試合中に負傷。動けなくなり救急搬
送されることになった。

●DDTの発表によると、高山善廣選手の診断結果は「頸髄損傷および変形性頸椎
症」とかなりの重症の様子。復帰の目処もない。

●高山善廣選手は過去には「脳梗塞」を発症し、約2年間のリハビリを乗り越え
て現役復帰したことがあり、今回も復帰を望む声がある一方で、引退をしてほし
いというファンの声も多数ある。


トップ選手が次々に大怪我を負ったために、注目を浴びているのか?

それとも、今までもこのような事故・怪我はあっても、それほど注目を浴びずに
そのまま問題が取りざたされていなかったのか?

とにかく、ここ最近のプロレスの事故・怪我は、日本のプロレスの転換期が
来ていることを表しているのかもしれません。

その方向性を示してくれるかもしれないのが、現IWGPヘビー級王者の
オカダカズチカ選手がケニー・オメガを逆指名。

今年の東京ドーム大会で行われた同カードは、内容が絶賛された一方で、多くの
事故が重なり、その危険度の高さを指摘される的となったものです。

あえて、この時期にオカダカズチカ選手がケニー・オメガ戦を選んだのも、
これからのプロレスのあり方を、何らかの形で示そうとしているに違いない。


このカードは、色んな意味で注目しなければならんですね。

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