(画像は「」より引用)
「ビックバン・ベイダーが余命2年」
という衝撃的なニュースが飛び込んできました。
最近の日本のマットではあまり見かけることがなくなった
ビックバン・ベイダー。
調べると、すでに61歳ということで、
年齢を考えたら、そりゃリングで見ないわけですわ。
久々にベイダーの名前を聞いたと思ったら、
余命2年ってかなりヘビーな内容。
まあ、最強外人レスラーのベイダーだったら、病気なんかに
負けずに、さらっと復帰してくれるでしょう。
今回は、ベイダーが今戦っている「うっ血性心不全」とは
どんな病気なのか。その治療法などを調べてみました!
目次
そもそもベイダーって誰って人のために
ビックバン・ベイダーという名前は、今のプロレスファンには
あまり知られていない名前かもしれませんね。
日本で活躍したのは1987年から2010年ごろまで。
主に新日本プロレス、全日本プロレス、ノアで活躍しており、
最盛期は2000年代前半くらいまでの印象があります。
外国人としてIWGPヘビー級王座と三冠ヘビー級王座の両タイトルを
獲得した最初で、かつ唯一の外国人レスラーで、
これまでの最強外国人レスラーの一人といっていいくらい強かった
レスラーですね。
ちなみに、外国人レスラーとして最強は誰かと問われると、
スタン・ハンセン、ブルーザー・ブロディやアンドレ・ジャイアン
トなどの名前が挙げられますが、その中でもベイダーは実績・実力
共にトップクラスだったと思いますね。
体格も凄いが、運動神経も抜群!
ビックバン・ベイダーの何が凄いってまず、その巨体。
身長190センチの体重170キロ。
でかいですねぇ。今の新日本プロレスでこんな大きい選手は
ほとんどいませんからね。
というか、一昔のほうが大きい選手が多かったような気がしますね。
さらに驚きが、この巨体で飛ぶんですよ。
飛ぶって、その場で数センチ飛ぶとかじゃないんですよ。
なんと、トップロープからムーンサルトプレス(ベイダー・サルト
という技名)を使いこなすんですよ。
さらに、セカンドロープからもムーンサルトプレスもするんです
よ!より低い位置から飛ぶんですから、その凄さが分かりますよね。
190センチ170キロが、空中で捻り落ちてくるんですから、
そりゃ受ける選手にとっては堪ったもんじゃないですよ。
この体格に、この運動神経。
最強外国人レスラーってのも、頷けますよね。
ベイダーを襲ったうっ血性心不全とは?
現在、61歳のベイダーは、これまでのどの対戦相手よりも
やっかいな相手と戦っているようです。
それは、「うっ血性心不全」と呼ばれる病気。
なんでも複数の医師から余命が2年と宣告されているほどの
重い状態のようです。
ベイダー自身は、この病気と戦うために冷静に治療に
取り組んでいくことを明らかにしているようです。
この「うっ血性心不全」とは、どんな病気なのでしょうか?
うっ血性心不全とはどんな病?症状は?
心不全というのは、心臓のポンプ機能が損なわれた状態を指す
そうです。
これによって、血液が全身にうまく送り込めなくなってしまうわけ
ですね。この血液がうっ滞している状態がうっ血と言うらしいです。
つまり、心臓がうまく働かなくなってしまい、血液が全身に送るこ
とができず、血液が停滞してしまう症状。
これにより、主な症状が呼吸困難。これは血液がうまく運ばれなく
なってしまい、肺のむくみが原因となっているそうです。
さらに進行すると、全身倦怠や息切れが起き、さらに脳へ送られる
血液量が減るためにめまい、時間や場所を認識できなくなったり、
錯乱したりするそうで、一見すると心臓ではなく他のところに原因
がありそうな症状が沢山でてきてしまうんですね。
治療法はどんな方法があるのか?
様々な症状が出てくる「うっ血性心不全」ですが、
治療法はどんな方法があるのでしょうか?
治療法は重度になってくると手術により、心臓に人工呼吸器を取り
付けるようですね。
ベイダーは余命2年と言われながら、手術を行うというようなこと
が書かれていないので、もしかしたら手術をするにも
様々な条件があるのかもしれません。
軽度の場合は薬物治療や食事療法がメインになってくるようです。
うっ血性心不全の原因に肥満や高血圧、運動不足や糖尿病と言われ
ていますから、まず心臓の負担を減らすためにも体重を減らすのが
有効なのかもしれませんね。
ベイダーも治療の一環として、ヨガ療法によって45キロの減量を
するとコメントしていますしね。
完治することはあるのか?
このうっ血性心不全は上記で書いたように、
肥満や運動不足が原因になる場合があるようでして、
「生活習慣病」との関係が非常に深いみたいですね。
そのため、完治するってことがあまりなく、
長く付き合っていく、言ってしまったら死ぬまで付き合って
いかなければならない病気のようです。
うっ血性心不全だけではなく、そもそも心不全という症状は
非常に死亡率が高いようでして、10年以内に70%がなくなると言わ
れているようです。
10年以内に70%が亡くなるってのは、かなり死亡率が高い感じがし
ますね。ベイダーが余命2年と言われたのも、かなり進行している
可能性があるということですね。
ただ、この余命というのも、心不全の場合には治療によって
十分に引き伸ばしていくことができるそうで、なにより早めの
発見と正しい利療法が重要らしいです。
余命2年ということは、かなり重症化しているかもしれませんが、
これまでも多くの強敵と戦ってきたベイダーですから、
きっとこの病にも勝ってくれると期待したいところです!
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ヨガ療法で減量!?どんな療法なの?
ベイダーが治療で取り入れるとコメントしているのがヨガ療法。
この治療法について調べてみたんですが、ちょっと分からない部分
が多いんですよね。
ヨガの効能である心身のバランスや調和を保ち、自然治癒力を
活性化させるというものを医療に役立てようというものらしいんで
すが、ヨガがどう治療と結びつくのか、その根拠的なものが乏しい
んですよね。
もちろん、ヨガが病気の予防や健康促進に効果があるってのは、き
っとそうなんだろうなと思います。
ただ、それが学術的にどう関わっていくのかというのが、
やはり研究分野として成熟していないために確立されていないとい
うのが現状のようです。
ヨガ療法は効果あるのか?
以上のことから、ヨガ療法がうっ血性心不全の治療として最適であ
るとは、はっきり言えません。
ただ、ヨガの食事法や、ゆっくりとした運動は、激しい運動ができ
ない人にとって、減量する方法としては最適なものの1つじゃない
かなと個人的には思うんです。
そして、その減量というのが、うっ血性心不全の症状の改善に
とても有効な方法なんではないかと。
まず、ベイダーは減量をして、心臓への負担を減らすということが
何より大事なのではないでしょうか。
まとめ
●1990年代を中心に、日本マット界で活躍したビックバン・ベイ
ダーは今、うっ血性心不全という大病と戦っている。
●うっ血性心不全は、死亡率も高い病気で、完治ということも難し
いらしい。ただ、余命を伸ばすための治療法はあるため、早い発見
と正しい治療が重要になってくる。
●ベイダーが治療の一環として行うというヨガ療法は、病気への直
接的な治療法とはならないかもしれないが、食事法や呼吸法は減量
に役に立つ可能性は非常に高いと思われる。
日本のリング界で数々の名勝負を繰り広げ、
多くのレスラーから勝利を得てきたビックバン・ベイダー。
うっ血性心不全という大病に冒されるも、
きっとリングの上に戻ってきてくれるのではないかと期待しており
ます!